アイマスMAD動画の黎明期

2007年7月16日公開、2019年7月13日更新

▼目次
■1.序文
■2.アイマスMAD動画の黎明期
 ◆~2007年2月 アイマスMAD動画の登場
  ・THE iDOLM@STER 稼動、アイマスMAD動画の登場、Xbox360版 THE iDOLM@STER の登場、そして2007年2月
 ◆2007年3月~2007年6月 アイマスMAD界の形成
  ・「ニコニコ動画(γ)」リリース、アイマスMAD動画とPerfumeの歌、初期アイマスMAD動画の完成、『週刊アイドルマスターランキング』の開始、『The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki』の開始、IRCチャンネル「#ニコニコアイマスPの集い」の開始、借り物Pの登場、誕生祭の始まり
 ◆2007年7月~2007年10月 明日終わっても仕方がない時代を走り抜けて
  ・「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」の発売、わかむらPの登場と伝説の7月第2週、アイマスCM合同企画、8・20事件、手書き動画の攻勢、底辺P祭の成功、底'z祭
 ◆2007年11月~2007年12月 次の時代へ
  ・第1回国際ニコニコ映画祭、上昇し続ける動画レベル、桃月Pによる『週刊アイドルマスターランキング』の終了、iM@S KAKU-tail Party、im@s MAD Survival Championship、ツンデレカルタ騒動、ありすえPの引退、『SUPER IDOL RANKING』
■3.アイマスMAD動画の界隈構造
■4.評論
参考文献

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1.序文

 2006年に登場した動画共有サイト『ニコニコ動画』はウェブ文化に多大な影響を与えた。
 この動画共有サイトに投稿された動画ジャンルの中で特に勢いがあり、三大ジャンルと呼ばれたのが「VOCALOID」「東方Project」「THE IDOLM@STER」である。
 この文は『ニコニコ動画』における「THE IDOLM@STER」の内、「アイマスMAD動画」(ニコマス)について、2007年の1年間を記した。 「明日終わっても仕方がない」世界を走り抜けた者達の記録である。

 ウェブ全体から考えた時にアイマスMAD動画という分野は小さな存在であり、それ単独で立伝される程の物ではないと思う。 然し、『ニコニコ動画』という括りでウェブ文化を語る時、或いは初音ミクを中心としたムーブメントを語る時、 アイマスMAD動画を無視してそれらを如何に語れようか。

2.アイマスMAD動画の黎明期

◆~2007年2月 アイマスMAD登場前夜

制作者あるいは投稿者の初登場年月

2005年9月

鈴丸一片(suzumaruP

2006年5月

RSX30

2007年1月~2007年2月

しーなPshiena417)、 蔵人PオンナスキーPhiro1235B)、 がぶ呑みfilter071207)、 maszushimaszushi)、 きゃのんPcannon0121)、 伝説のもやしもんMelancholyOfSuzumiya)、 あにょにゃPanoano2007)、 アイマスPScarab1192)、 ウマPumaequus)、 そうさいPrurisousai)、 だめねぎPtokachitukuchite)、 kabban流々舞キバPkibahearts)、 GazLtokatidukushi

THE iDOLM@STER 稼動
 2005年7月26日、ナムコは業務用ゲーム「THE iDOLM@STER」(iM@S)(アイドルマスター)(アイマス)を稼動した。
 ゲームシステムとしては古くからある育成系シミュレーションゲームのシステムに近いが、アイドルの世界をゲームのモデルにしたという点、そして何より「歌」という要素を追加したという点は斬新であった。
 このゲームで残念なのは3Dキャラクターの出来が発展途上という事であった。 このゲームはアイドルの世界をモデルにしているのだから、アイドルの卵である各キャラクターが「可愛い」事が必要。 然し乍ら、垢抜けていない3Dキャラクターは、それ程可愛いとは言えない、所詮ポリゴンキャラクターであった。 勿論キャラクターの魅力は可愛いだけで決まるものではなく、本作でいえば「歌」という大きな魅力がある。 とはいえアイドルと名乗る以上、見かけが一番重要であることは言うまでもない事であり、 そういった意味では業務用ゲーム版「THE iDOLM@STER」は片翼の無い鳥であった。

アイマスMAD動画の登場
 アイマスには「動画」と「歌」という要素が入っているわけだからMAD動画作成には好条件である。事実、MAD動画が作られた。
 2005年9月16日、鈴丸一片氏が制作した『THE OS IDOLM@STER』はアイマスのプロモーション動画をOSたんでパロディにした物。これがウェブに広まったのは2006年5月で個人ニュースサイトが紹介した。 後に鈴丸氏ではない他の人によって『youtube』へ投稿された。
 ■(MAD) OS IDOLM@STER
 2006年5月6日、RSX30氏が制作した『IDOL MASTER MAD(HappyMaterial mix)』はアイマスの動画に他の歌を合わせたものであり、 3分45秒ある曲を動画に合わせて2分7秒までカットしたり、一部分からない程度に曲を早回しする等の編集を行なっている(*2A)点で後年のアイマスMAD動画と変わらない形であり、 アイマスMAD動画の元祖と言える。
 ■IDOL MASTER MAD(HappyMaterial mix)
 同年9月25日、鈴丸氏は『youtube』に『THE IDOLM@STER USA』を投稿した。
 ■THE IDOLM@STER USA
 これもアイマスの動画に他の歌を合わせたものであり、後年のアイマスMAD動画と変わらない形である。そして、投稿した際のアカウント名は「suzumaruP」であった。

*2A:コメント欄に本人の書きこみ⇒KYTIMKYM: ハピマテアイマス

Xbox360版 THE iDOLM@STER の登場
 2006年9月22日、東京ゲームショウ2006において公開された「Xbox360版 THE iDOLM@STER」の動画はアイマスファンのみならず、ゲームファンに衝撃を与えた。 圧倒的に可愛くなった3Dキャラクター、それが違和感無く動く。 3Dキャラクターの出来が業務用版とは比べ物にならないレベルであった。 歌とキャラクターの両翼が揃ったはアイマスはいよいよ本領を発揮していく。

 同月25日に公式サイトでXbox360版の公式プロモーション動画が公開されると、個人ニュースサイトを中心にウェブで大いに話題となった。
 同年10月、プロモーション動画を用いたMAD動画『C-ute EveryDayYeah! Anime mix』が現れる。
 ■C-ute EveryDayYeah! Anime mix
 まだまだ荒い出来であるこの動画はあまり話題にはならず、 後に影響与えた動画とはならなかった。 しかし、荒い出来とはいえ、歌とダンスが合わせられている。
 同年11月1日、公式プロモーション動画がダウンロード可能になった。
 同年12月12日、『ニコニコ動画』は「ニコニコ動画(仮)」をリリースした。

そして2007年2月......
 2007年1月15日、『ニコニコ動画』は「ニコニコ動画(β)」をリリースした。
 同月25日、ナムコは「Xbox360版 THE iDOLM@STER」を発売した。
 同月29日、『youtube』に『セクハラP』という美希コミュ動画が投稿された。星井美希にセクハラをしているこの動画は各所で話題を集めた。 3日間で約20万アクセスを記録。同月31日のYouTubeのMostViewed (Today)で2位となった。
 ■セクハラP
 ■セクハラP ~貧乳虐待編~
 2007年2月1日、『セクハラP』が話題になった事で『2ちゃんねる』の『YouTube@2ch掲示板』に「アイドルマスター You Tubeで第2位の栄冠」 スレッドが立った。このスレッドが後に「【ニコニコ】 アイドルマスター【THE IDOLM@STER】」スレッド(本スレ)となる。 また、『セクハラP』と同じく美希コミュ動画を使った物として「レッツゴー!陰陽師」の映像と合わせた『陰陽師M@STER』というものが存在する。
 同月2日、『youtube』に『tUNAK M@ster』が投稿される。これはインドの歌「Tunak Tunak Tun」にアイマスの動画を合わせたものである。
 ■tUNAK M@ster (THE iDOLM@STER アイドルマスター インド版)[ニコニコ動画]

 同月、「エージェント夜を往く」と「relations」の双海亜美版が『youtube』に投稿された。これがウェブで大ウケ。 「溶かしつくして」の部分がどう聴いても「とかちつくちて」としか聴こえない舌っ足らずさと、 妙に演歌くさい歌唱法は「ロリ演歌」と呼ばれた。
 ■THE IDOLM@STER アイドルマスター とかちつくちて ソロ [ニコニコ動画]
 ■THE IDOLM@STER アイドルマスター とかちラーメン大盛り ~望みの限りに~ [ニコニコ動画]
 ■THE IDOLM@STER アイドルマスター ロリ演歌(relations) by 亜美@とかち [ニコニコ動画]
 これらの動画はまだ『youtube』にコメント機能を被せる形であった『ニコニコ動画』β期の代表的動画、所謂「β時代の英雄」となる。 更にオンナスキーPが登場し、『アイドルマスター やよい もじぴったん』を投稿。
 ■アイドルマスター やよい もじぴったん [ニコニコ動画](オンナスキーP)

 歌はアイマスのCDである「YOUR SONG」に収録されていた「ふたりのもじぴったん・高槻やよいバージョン」。 これも個人ニュースサイト等で取り上げられた。この動画はアイマスMAD動画の象徴の一つになり、動画制作者の目標にもなった。 オンナスキーPは動画の制作方法を広め、大きく貢献した。彼は先駆者と呼ばれた。
 彼は他にも投稿。
 ■アイドルマスター 貧乏やよいと給食費 [ニコニコ動画](オンナスキーP)
 ■アイマスPV 亜美・真・千早 エージェント~とかちつくちて~(オンナスキーP)
 更にはpeercast界隈では既に有名なkuraudo氏(蔵人P)もアイマス動画の作成を始める。
 同月24日、『ニコニコ動画』はβテストを終了した。2月はアイドルマスターの動画が個人サイトを通じてウェブに広まっていき、多数の動画制作者の出現によるアイマスMAD動画の活況を予感させるものであった。
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 Xbox360版「THE iDOLM@STER」というソフトウェアには他のゲームには無い特徴があった。 それはウェブで公開するコンテンツを制作する際に使う素材を吐き出す「ツール」としての優秀さであった。 それによりアイマスのキャラクター育成がソフトウェアが作るシミュレーションモデルの中でパラメータを上下させるだけのものではなくなった。 プレイヤーがそのツールを使って動画を作成し、他のプレイヤーに見てもらう事でキャラクターをウェブ上でより輝かせる事が出来る。 そして実際に自分の好きなキャラクターの動画を制作し動画共有サイトに投稿する者が続出した。 やがて投稿した人は「○○P」と呼ばれるようになった。これはゲーム画面にプレイヤー名が○○Pと出ている事による。 自分の好きなキャラクターをより輝かせる為に動画を作成する姿はプロデューサーそのもの。 アイマスはアイドル育成のシミュレーションゲームからアイドル育成そのものになったのだ!

◆2007年3月~2007年6月 アイマスMAD界の形成

アイマスMADPの初登場年月

2007年3月

えこPとかち未来派itachiPmmtsgzkwysトカチP哀れな小羊P慧PしげゆきPマキュロPたかっぺP桃邪気P アッーPうにP外山恒一P雷PかめP木霊PジゴPしみゆーP鈴人PSuzuhito)、 田中あすまPだぶりゅPてつろ~PともP永谷園あさげP 野武士PひげPひゆなPふすまPベホイミぽりぺくんP真樹翔P魔汁PまんぞPワイルドランPAugePExceptionErrorHPHPMkPodenudonodenudon)、 RasenPたかっぺP(´・ω・`)P けーわんP ariesP、 coprana、 DETP麻生真琴PオカP岡地Pお長PかつどんP蟹@ShinP十勝の方からPなぎーPヌコPゆずじぃP

2007年4月

RidgerPナオキPダムP桃月PありすえPyotaPマンタPゴミの王子様PかんどるまPくらわんPこんにゃくPタックPぶたPチェーホフP あきあきPあなくまP井川KPえっち゛PエミリオP乙姫PカレイドPグロPちひゃーP吊木光PプラトーPまこたん野犬PわろPkotoroPkyubunMizki_FNOMYnorgrreoPsironekoPtieckPTROwOP46010 秋月律子PてつをP えいじゅPえむともPお餅P音速丸P音程フリーダムガーデナーP

2007年5月

レリヲPATollPニセP哀川翔PぷげらっちょPAdobePおっぺけP小町PカブキンP アストロP岩男P紙芝居P・ギルツ・P最新の器PさとPしんたろPセリPちびたPつららPデコイPどばるPなおPなっこぅPなべっちPねこPはるまきPまこTPましPむらたんP柳PAlphaPcocoonPDF2PErsePfftqgamagamaPhinoPkaradaPokiPppllrumbaPsmokePtakasiPyukitouP dekoさんPあとP沖田十三PヌードルP、 ネコソギP

2007年6月

orgonePクーマPwhoPれあもんPてってってーP透-架P最東みんくP星の王子様P観月PシラカワP友P 777PtedescoP アカギXXPアンドリウPいもPウチダPウチ_マスヨPえせニートPエフサトPカワイソ(´・ω・)ス間忍PさいちんP逆毛PジャガーPしゅうさくPしょうじP零PたかPチップPとあるP冬夜PととすPなんちょPなーなP ななしPなふP 馬鹿PはにPひでPひふみPひらつかPふーりPへぼPほりのPまくらんPまっさぁPゆめみPよっきゅんPラクPるしPるのーPalhaPaloinsPawepoiPcalyxPdonkansenPHO-RYP、 hoge、 imruPiドルマゲスJu-88PKAZZPmasaminPmarloPMAWPMKKmmPnexpPok3PPEXPqwertPrucoPshigurePVolPwandaPyou_pcPyutaPzaki3279P ねももP akiPASあいコPあきのじPアザミP逝きる力P一発病P うちはPえいりPオレスコPオーパスキーP顔仁PかみやP東城PももPヤンPヴィセットP陽一P

紹介系サイトの開設年月、あるいは既存サイトのアイマスMAD動画紹介コンテンツ開始年月

2007年5月

The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki』 『蓮華の咲く沼地

2007年6月

兎に角やってみよう』 『花見川@ニコニコ部敷居の先住民』 『曖昧 ~ アイドルマスター ニコニコ動画まとめ のようなモノ

イベントの発生年月

2007年6月

律子誕生祭

*注意:この文ではアイマスMAD動画制作者の事を「アイマスMADP」と書いている。 アイマスMAD動画制作者は「ニコマスP」と呼ぶのが後年では一般的である。 然し、ニコマスという単語をこの文では基本的に使わない。 その理由は2007年時点ではニコマスではなくアイマスMADという呼び方のほうが主流だった為である。

2007年3月

 2007年3月6日、『ニコニコ動画』は「ニコニコ動画(γ)」をリリースした。合わせて、動画投稿のための「SMILEVIDEO」サービスを実装した。 以前の『ニコニコ動画』は所詮『youtube』にある動画にコメントを上から被せるものだった。γからは自前で動画専用サーバを持つ事になり、 動画が次々と『ニコニコ動画』へ投稿されていく事になる。 2月に『youtube』でアップロードされていた『tUNAK M@ster』や『とかちつくちて』系動画も『ニコニコ動画』にアップロードされていった。 アイマスMAD動画は後に「ニコマス」と呼ばれるようになる事からも解るように、『ニコニコ動画』を舞台に進んでいった。
 初期のアイマスMAD動画は大きく2つに分ける事が出来る。一つはアイマスの歌を使った「アイマス公式曲MAD」。 もう一つはアイマス以外の歌を使った「iM@SコラボPV」。 蔵人P制作の『Relations m@sturbasion』を初め、γが開始されて早々に魅力的なアイマス公式曲MADが投稿されていった。
 ■MAD - アイドルマスター 美希&千早PV 「Relations m@sturbasion」(蔵人P)

 ■アイドルマスター relations (M@STER VERSION)(maszushi)
 ■アイドルマスター THE iDOLM@STER relations M@STER VERSION βversion(Kuusuke360)
 ■THE IDOLM@STER アイドルマスター ポジティブ! M@STER VERSION by 亜美@とかち(あにょにゃP)
 3月は無個性と言われていた天海春香が黒キャラな方向に進み始めた時でもある。
 ■THE IDOLM@STER アイドルマスター 超ポジティブ!守銭奴ver.(maszushi)
  元々、春香役の中村繪里子の影響により一部で「春香は実は腹黒いのでは?」と言われていたのだが、maszushi氏制作の『守銭奴ver』から、アイマスMAD動画上においても腹黒キャラ(黒春香・春閣下)が浸透していった。 そして、それを決定付けたのはitachiP制作の『春閣下と愉快な仲間たち』。
 ■春閣下と愉快な仲間たち THE IDOLM@STER(M@STERVERSION) IYAM+HYR+ACM(itachiP)

 半目開きの不気味な春香に人々は恐怖した。

 その他、2007年3月に注目された動画
 ■とかちのラブソング(高画質) アイドルマスター ラムのラブソング(オンナスキーP)
 ■やよぺったん アイドルマスター やよいパイタッチ集(オンナスキーP)
 ■アイドルマスター あずさソロ「ポジティブ!」 ブルマ(てつろ~P)
 ■アイドルマスター エージェント夜を往く とかち増量キャンペーン中(しーなP)
 ■IDOLM@STER アイドルマスター まっすぐ 全員verエンディング風(しーなP)
 ■アイドルマスター 全曲メドレー タイトルデモのキャラ紹介風(しーなP)
 ■アイドルマスター「THE IDOLM@STER」 全員Ver 高画質版(maszushi)
 ■アイドルマスター ドリルでルンルン クルルンルンVer.2.1(桃邪気P)

2007年4月

 2007年4月は「神さまのBirthday」の秀逸な動画が2つ生まれた。この歌はアイマスの歌ではあるのだが、ゲームでは利用されていない(CD「私はアイドル」の2トラック目に収録されている)。 そんな「神さまのBirthday」をRidgerPとmaszushi氏はゲームでも収録されているっぽく動画を作り上げた。
 ■アイドルマスター 神さまのBirthday 普及委員会 Ver.2(RidgerP)
 ■アイドルマスター 神さまのBirthday(maszushi)
 技術力を見せつけたのは、えこP。雪歩が分身の術を使う「私は忍者」。
 ■アイドルマスター 萩原雪歩 「私は忍者」(えこP)

 分身の術により、雪歩が3人いるが、ゲーム中では同じキャラ3人でユニットを組むことなど出来ない。 この動画は編集により雪歩3人を実現している。元プロであるえこPの技術力と発想はアイマスMADPの中でも随一であり、この後も界隈を驚かす動画を作成して行く事になる。


★アイマスMAD動画とPerfumeの歌
 アイマス動画と「Perfume」の歌は相性が良く、この組み合わせのMAD動画は多数作られたが、その先駆けとなったのはmmtsgzkwys氏制作の 『「エレクトロ・ワールド」 by 雪歩・伊織・やよい』と『「コンピューターシティ」 by 真・美希・雪歩』である。
 ■THE iDOLM@STER 「エレクトロ・ワールド」 by 雪歩・伊織・やよい(mmtsgzkwys)

 ■THE iDOLM@STER 「コンピューターシティ」 by 真・美希・雪歩(mmtsgzkwys)

 アイマス関係以外の曲にアイマス動画を合わせたにも拘わらず、違和感無く作り上げ、さらに歌の魅力も引き出しているこの動画。 元々、『tUNAK M@ster』『やよい もじぴったん』が見せた「アイマス関係以外の歌にアイマス動画を合わせる」事の可能性をこの動画は再認識させたし、 iM@SコラボPVが多く作られるようになった要因の一つであろう。 iM@SコラボPVでは「元歌とアイマス動画がどれだけ違和感なく合わさっているか」が重要になってくる。 これを「シンクロ」と呼んでいて、iM@SコラボPVは高いシンクロ率を目指していった。
 そしてiM@SコラボPVにPerfumeの曲が使われた物には傑作が多かった。曲がデジタルな雰囲気である為にウェブの制作物との親和性が良かった事もあっただろうか。 傑作なMAD動画達は沢山の人にPerfumeの歌を聞かせる事となった。 アイマスMAD動画がPerfumeの宣伝に一役買った・・・とは言い過ぎだとしても、『ニコニコ動画』内に限ればその通りと言える。 後にわかむらPが制作した『アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風』は「物を最も多く売った動画」と評された。


 『ニコニコ動画』で有名な動画の一つに「ロックマン2」のワイリーステージBGMに歌詞をつけた「思い出は億千万」がある。 関連動画が多数作られたが、アイマスMAD動画においても思い出は億千万の動画が作られるのは当然の事だろう。
 ■[MAD]アイドルマスター おっくせんまん(カオス) 春香 私服(アクセ有)(ありすえP)

 ドリル&ガスマスク装備の春香(サイコマンティス)は、ありすえP制作動画の印である。ありすえPは毎週のようにアップロードしていく生産力に定評があり、絵を描けるという強みもあった。
 アイマスMADPの中でもとりわけ強い個性を出しているのはとかち未来派氏(未来派先生)。 一度聴くと頭から離れなくなる中毒性のあるBGMになんだかフワフワしててアヤシイ雰囲気。
 ■【アイドルマスター】 とかち猩々編 ゲリラのうた? remix(とかち未来派)
 未来派先生はアイマスMAD界が誇る奇才である。双海亜美・真美の動画を作るアイマスMADPの代表である未来派先生、TPTP、友Pは「とかち三賢者」と呼ばれるようになった。

 その他、2007年4月に注目された動画
 ■魔法をかけて 律子 アイドルマスター M@STERVERSION(トカチP)
 ■ちはぴったん アイドルマスター 千早 もじぴったん(オンナスキーP)
 ■アイドルマスター LovePower (乙女はお姉さまに恋してるOP曲) 雪歩 真 あずさ(RidgerP)
 ■あい☆ます 【らき☆すた×超加速春香 with アイドルマスターAllStars】(ぽりぺくんP)
 ■アイドルマスター 私はアイドル M@STER VERSION やよい 伊織 亜美(しーなP)
 ■やよいおり アイドルマスター やよい 伊織 巫女みこナース(オンナスキーP)
 ■アイドルマスター(おジャ魔女カーニバル)(AugeP)
 ■アイドルマスター 如月 千早 「Here we どーん!!」(えこP)

2007年5月

 2007年5月、RidgerPがアップロードした2作は黒が主体の締まった映像で春香の黒キャライメージを加速させる。 彼はクールな絵作りと溢れ出る物語性に特徴がある。視聴者からの人気は勿論、アイマスMADPからも支持され、目標にされた。
 ■アイドルマスター 阿修羅姫(ALI PROJECT) 黒春香 2体目(RidgerP)
 ■アイドルマスター 春香覚醒カタルシス(ALI PROJECT)(RidgerP)

 春香の黒キャライメージを加速させた動画はさらにもう一つあり、ダムPの『さよならを教えて』。
 ■アイドルマスター 春香 さよならを教えて(ダムP)

 双海亜美・真美の動画を中心に制作している、あにょにゃPは『ワンダーモモーイ』。
 ■THE IDOLM@STER アイドルマスター ワンダーモモーイ by 亜美@とかち(あにょにゃP)
 変わり物としてはTROwOPの『アイドルマスター 高木社長は大変なものを盗んでいきました』。社長は実は人気がある。「いたずら好きの高木を選んだか」
 ■アイドルマスター 高木社長は大変なものを盗んでいきました(TROwOP)
 しーなP制作の『アイドルマスター KOTOKO Princess Bride!』は極めて高いシンクロ率で魅せた。 初期のアイマスMAD動画は場面場面で歌に合うダンスを選択し、必要に応じて早送りまたは遅送りしてタイミングを合わせ違和感を無くす事を目指した物であった。そのセンスで動画作成の上手い・下手が決定した。 この動画はそんな初期アイマスMAD動画の完成形といえる。
 ■アイドルマスター KOTOKO Princess Bride!(しーなP)

 この動画はアイマスMAD動画の象徴の一つになった。2016年、KOTOKOはライブでPrincess Bride!をこの動画の振り付けで歌った。


★『週刊アイドルマスターランキング』の開始
 2007年5月22日、『アイドルマスター CDTV風メドレー5/22』が公開される。
 ■アイドルマスター CDTV風メドレー5/22ver 100~31位
 ■アイドルマスター CDTV風メドレー5/22ver 30~1位
 アイマスMAD動画でCOUNT DOWN TVを再現し、アイマスMAD動画というジャンルだけで100位までのランキングが出来る事を示した、この動画。 当然このランキングに出てくる作品は一部であり、その後ろには無数の作品がある。 アイマスMAD動画の勢いと多様性を解りやすく示した『アイドルマスター CDTV風メドレー』は多くの個人ニュースサイトで取り上げられ、 アイマスMAD動画の知名度向上に繋がった。
 5月29日、桃月Pは『週刊アイドルマスターランキング BEST30 予告編』を投稿。 6月1日、『週刊アイドルマスターランキング』(週マス)が正式に開始された。
 ■週刊アイドルマスターランキング BEST30 5月第4週(桃月P)

 毎週、再生数を3万から6万程度稼ぐ週刊アイドルマスターランキングは視聴者へ良作な動画を効果的に伝える手段であり、 アイマスMAD動画の一週間をみんなで振り返る場であった。 そしてこれはアイマスMADの世界に競争を持ち込んだという事でもあった。 アイマスMADPにとっては動画を再生数順に順位付けされる事で、自らの意思に関係なく否が応にも他者と比較されてしまう。 「動画制作は好きでやってるだけ、順位なんて気にしない」という意見もあって、それはそれでそうなのだろうが実際にランキングされてしまうと無視し難い人も少なくない。 其れ故、上位を取る為に動画のアップロード日を調整するなんて話もあった。 再生数を稼げないPの中には自分を「底辺P」と呼ぶものもいた。



★『The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki』の開始
 「このWikiはアイドルマスターの各種MAD/PV動画をニコニコ動画にUpしているプロデューサーの皆様を応援する目的で設置されました」 というこのwiki。圧巻だったのは各アイマスMADPの紹介ページである。有名なPからそれほどではないPまで専用ページが存在し、紹介文が書かれている。 2008年2月から6月頃までは「wiki強化期間」として精力的に更新され、アイマスMAD動画の巨大なデータベースになった。 ファンの多大な労力の上で成立っているwiki。動画作成者だけではなく、下支えする人がいた事もアイマスMAD界の強みであった。

 このwikiは『ニコニコ動画』に「ニコニコ大百科」が実装されると、その役割を終えた。


 その他、2007年5月に注目された動画
 ■[MAD]アイドルマスター×東方 つるぺったん(亜美・やよい)(ありすえP)
 ■【アイドルマスター】 とかち番外編 SECOND WAVE/SCOTT BROWN (MashUp)(とかち未来派)
 ■シンデレラガール 菊地真 「魔法をかけて!」(えこP)
 ■アイドルマスター アフロ軍曹 亜美・あずさ・やよい(yotaP)
 ■アイドルマスター 春香に仰ぎ、麗しの千早(maszushi)
 ■アイドルマスター 千早 夢色チェイサー偽PV(ダムP)
 ■アイドルマスター 千早 月下祭偽PV ver2(ダムP)
 ■アイドルマスター THE IDOLM@STER ACM M@STER VERSION (あずさ・千早・真) Ver.2.1(ねこP)

2007年6月

 2007年6月18日、『ニコニコ動画』は「ニコニコ動画(RC)」をリリースした。
 6月は変わった組み合わせの動画が多く注目された。まずはどう考えてもアイドルマスターとは縁が無い「和田アキ子」。3月にトカチPが作ってしまった『Go my way 真 逆覚醒済』(和田アキコが歌っているように聞こえるGo my way)に 桃月Pが和田アキコの映像を合わせてしまい、新しいアイドルマスターのキャラクター「和田アキ子」が現れた。
 ■和田アキ子さんがアイドルマスターに興味を持たれたようです(桃月P)
 4月にPerfumeで2作公開したmmtsgzkwys氏はキダ・タロー(言わずと知れた浪速のモーツァルト)で作ってきた。
 ■アイドルマスター 「2:00AM」 by 千早・あずさ(mmtsgzkwys)
 maszushi氏は極上生徒会OP曲「恋せよ女の子」で制作した。これは普通の動画なのだが。
 ■アイドルマスター 恋せよ女の子(maszushi)
 彼に何があったのだろうか。この後、彼は「恋せよ女の子」に何故か「勇者王ガオガイガー」を組み合わせるという、 どう考えても組み合わないものを組み合わせた動画を公開。
 ■アイドルマスター 水瀬伊織 with 勇者王 「恋せよガオガイガー」(maszushi)

 おかげで、普通に「恋せよ女の子」を聞いても「ガオガイガー」が聞こえてくるという奇病が発生してしまった。
 そして、ドリフ。作ったのはニセPである。
 ■アイドルマスター ドリフ大爆笑(ニセP)
 ニセPは何時寝てるのかと心配するほど多い投稿数に特徴があり、一月に20個程度投稿していた。 其れ故ニセPの動画に視聴者は「寝ろ」というコメントを付けるのがお決まりになった。 ニセPと同じく高い生産力に定評があるありすえP、そして毎週ランキング動画を作成している桃月Pの3名は「不眠三傑」と呼ばれた。
 友Pは『ハレ晴レとかち (完成)』を投稿。 これは3Dモデルを自作しており凄い事なのだが、このモデル、動きがなんだかキモい。
 ■ハレ晴レとかち (完成)(友P)

 「すごいけどキモい」友Pの動画は「すもい」と呼ばれた。また、友Pに代表される自作3DモデルによるアイマスMAD動画は「PolyM@ster」と呼ばれた。
 そして、この月は2つの重要動画が投稿された。一つはAdobePの『アイドルマスターのようなもの 律子 恋するギョウザ』。
 ■アイドルマスターのようなもの 律子 恋するギョウザ(AdobeP)

 この動画上で秋月律子が自作自演で「リッチャンハ、カワイイデスヨ」と書き込む姿に人々は哀れみ、 アイマスMAD動画では律子への応援のコメントとして「リッチャンハ、カワイイデスヨ」と書き込むのがお決まりとなった。 そしてこの動画はアイマスMAD動画における手書き動画の先駆けでもある。このような動画は「アイマス紙芝居」と呼ばれた。
 もう一つは、orgonePが投稿した動画。 6月は変わった組み合わせの動画が多かった中で男、しかも英語の歌を合わせてきた。使っている歌はJames Brownのものであり、キャラクターを歌手としてではなくダンサーとして使う発想。 リズム感がたまらない。
 ■iDOLM@STER&JB 『TURN ME LOOSE, I'M Dr.FEELGOOD』(orgoneP)

 映像のクオリティを出すのは音。絵の動きと音のタイミングがピッタリあっていると爽快な映像になる。それが解る見本のような動画である。 そしてこの動画はアイマスMAD動画が何の様な歌を使用しても発想次第で傑作が生まれる事を証明し、 iM@SコラボPVはさらなる進化が可能である事を示した動画であった。


★IRCチャンネル「#ニコニコアイマスPの集い」の開始
 アイマスMADPの交流場としてIRCに「#ニコニコアイマスPの集い」が出来た。多いときの接続数は100人を超える。 会話の内容としては雑談が多かったが技術的な情報交換もあり、動画制作初心者への質問場としても機能した。 同時にある程度閉鎖された空間にお決まりの現象はここにもあった。即ち、声の大きい人が場の主導権を握る傾向、IRCにいないアイマスMADPへの悪口が聴こえてくる事もあった。 功罪どちらもあった場だといえる。



★借り物Pの登場
 アイマスMAD動画を作るには元となるアイマス動画が必要、それは「Xbox360版 THE iDOLM@STER」とXbox360本体が必要である事を意味する。 然し、それを持っていなくても他人が動画共有サイトに投稿した動画を使ってMAD動画を作る「借り物P」が現れた。 『Stage6』(通称:捨て6)という高画質で投稿出来る動画共有サイトがあった事と動画制作のノウハウを公開しているアイマスMADPがいた事、 また動画編集ソフトには無料の物があった。動画制作環境の構築が比較的容易だった事はアイマスMADPが増えた理由の一つといえる。



★誕生祭の始まり
 アイマスMAD動画におけるイベントとしてまず行なわれたのは各キャラクターの「誕生祭」である。 これは各キャラクターの誕生日に合わせてアイマスMADPが動画を個別に投稿し、それに誕生祭タグを付けるという単純なイベント。 2007年6月23日の律子誕生祭から始まった。 お祝い動画を作ってタグをつけるだけの簡単に参加できるイベントである為、多くのPが参加した。ゆめみPがまとめ動画を作成した。
 ■りっちゃんお誕生記念まとめて見せちゃう大後夜祭ランキング(ゆめみP)


 多くのアイマスMAD動画が作られるようになると、それのファンサイトが出来たり、コンテンツがアイマスMAD動画紹介に変わるサイトが出てくるのは自明である。 早くから精力的に取り上げていたのは『蓮華の咲く沼地』だが、 代表的なものとしては個人ニュースサイトライクな『兎に角やってみよう』。 はてな界隈への宣伝力は抜群で、彼による動画紹介は花見川効果と言われた『花見川@ニコニコ部』。 ラジオを行なったり同人紙を出した『敷居の先住民』等が挙げられる。
 それらは「紹介系サイト(見る専ブログ)」と呼ばれた。彼らの一つ一つは小さく、Flashニュース御三家、即ち『かーずSP』『(・∀・)イイ・アクセス』『ホタテプロダクツ』とは比ぶべくもない。 然し、数多くのブログが発生し、各々が各々の個性でアイマスMAD動画を紹介し、時には炎上のネタになったりもした。彼らもまたアイマスMAD動画の世界に必要な部品だった。

それにしても、なんか、アイマスのMAD動画の進化が止まりませんw つか、寧ろ加速してますww
みんなみんな、センスが、技術が、ぶっとんでますwwトチ狂ってますwwww
正直、アイマスファンの新人ではありますが、ここまで熱狂的(狂信的w)に愛されるとは思いもしませんでした。

中でも、一番驚いているのは、やっぱり開発元である、ナムコではないでしょうか?

まさか、ニコ動という、ある意味人目に触れるには最高の場所で、その中で、
非常に優秀なプロデューサーを数多く獲得できたのが、思いも依らぬ嬉しい大誤算だったのではないでしょうか?

ファンになった者としては、この流れは非常に喜ばしいことです。

2007年05月21日-今日のニコニコ10蓮華の咲く沼地

 その他、2007年6月に注目された動画
 ■アイドルマスター アイドル達は大変なものを踊っていきました(しーなP)
 ■[MAD]アイドルマスター 黒春香は大変なものを盗んでいきました(ありすえP)
 ■アイドルマスター 「ラブリー☆えんじぇる!!」 雪歩・やよい(yotaP)
 ■アイドルマスター てってってー(てってってーP)
 ■【アイドルマスター】 Love Cheat! (ver1.1)
 ■【アイドルマスター×エースコンバット】IDOL COMBAT ZERO OP(Ju-88P)
 ■アイドルマスター 千早 ないしゃおだくーにゃん(calyxP)
 ■アイドルマスター 日本ブレイク工業 雪歩・春香・亜美(慧P)
 ■アイドルマスター 『夏祭り 歌:Whiteberry』 雪歩、やよい、亜美(レリヲP)
 ■【アイドルマスター×エースコンバット】IDOL COMBAT 6 Trailer(Ju-88P)
 ■アイドルマスター L (あるとOP曲) LovePower続編? 雪歩 真 あずさ(RidgerP)
 ■アイドルマスター 雪歩ソロ 微熱S.O.S!!(るのーP)
 ■アイドルマスター バラライカ 亜美・あずさ・やよい(yotaP)

    ・
    ・
    ・
 アイマスMADP、ランキング動画、まとめWiki、P同士のコミュニケーションの場、ファンサイト、ニュースサイト。 アイマスMAD動画にテキストサイト界、個人ニュースサイト界、FLASH界と同じようにアイマスMAD'界'と呼んでいいだけの世界が出来上がった。
 順調に推移したアイマスMAD界であるが、多くの人が感じていた不安があった。それは「明日終わっても仕方がない」であった。 MAD動画は著作権的に黒である事は言うに及ばず。しかもそれをアップロードしている先は商業サイトなのである。 従って、何時動画がサーバーから消されるかわからない。今のお祭りが突然終わるかもしれない。 そういった不安の中、しかし、アイマスMAD界は「とりあえずやってみよう」精神で走り抜けていくのである。

 最後に、一つ、2007年のニコマスPが共有していたはずだ、と筆者が確信している感覚について述べておきます。 それは、「俺達に明日は無い」という感覚です。 アイマスは別としても、ニコマスというジャンルが、まさか2年も持つだなんて、あの頃に心底で信じていたPは、恐らく居なかったでしょう。 明日、パンナムがジェノサイドを行うかもしれず、JASRACが本気で牙を剥くかもしれず、 ニコニコがトラフイックの負荷や権利者訴訟で潰れるかもしれず、 何よりも、我々自身がニコマスというものに、飽きてしまうのかもしれないという不安は、常に頭にあったと考えられるのです。
 このブームはもう明日には去ってしまうかもしれない、だから電車に乗り遅れないように騒いでやろう、 今日この時に一歩踏み出して馬鹿をやろう、自分の一手で僅かなりとも爪痕を残してやろう、 そういった、今この瞬間にこそ参加しようという、「生き急ぎ」の精神があったのではないかと思います。

通史から見るニコマスP世代・上 (敷居の部屋の関係(relations) -ニコマスとともに歩んだ男たち-

◆2007年7月~2007年10月 明日終わっても仕方がない時代を走り抜けて

アイマスMADPの初登場年月

2007年7月

わかむらPDie棟梁P東洋人P時雨PディープPTAKAP怒首領蜂PぴぴるPぼねP あすきゅんPあんちゃんP 射座の日P頭文字PいわっしーPうずしヲP風のPかてぃーP亀PカラメルPカルミナPかるまPぎみっくP京都P熊P玄PコPコッポラPさきかけPさくPさちクマP次元P蘇芳PソリッドスネークP大樹PたかたかPたてのPタテヤマPちずPちんこうPとっとこPトニオPトミーPともちゃんPとよもと・はさきP鳩PぱりふぁPはるかゼPブリッジスPぼねPまいとΔPますたぁPマツリPまな板PみpミズナスPみなとPみなみむきPみやるのPメイPゆうめいPゆきおんP妖精PよつばねぎPよりみちP呂凱PローアングルPabosikayPakasabiPasahiPa-eruPcosmo-sportsPcx0101PDoradoPgasyunGobaQPhbrkiuluvasuPniiyanPonikamPonoPPaoProPR2PshimaPsilence*PsolPTAKAPtakiPtlopVleWPyocch41P きつねP ぬぅぬP ねーよwwwP 猫ジーナP のみものP buginuPdieguP アイフルPアキPあむぞP(仮)あるまーPまっこ為五郎PがくたろPかさPカワバPキャッチ22P霧嶋PにくきゅうPムーPもんぜつP夕日PヨシフPcoloredP

2007年8月

影山PDikePハイドPdodoP M@co.jP狡猾全裸富竹PDSP 赤ペンPアナルPあるつPいっそのことPうえっちP海老路PえんとろP恢PかきP化合物P仮面PきつねP銀次PぐっさんPクロP(kuro)コメートさんPしげPしゃけPしゃどPシュルツPせりざわPそんPタカシP「たっく」PだまPデュランダルPとりあえずビールPトンカツPなゆPぬっこぬこP猫ロキPねむPのじPのやPノリスケPのり三Pヒフ・マルオPふふPへたっPボストンPほんじゃまかPまいなPマイルド9P曲竹PまるきょうP麦茶P宗像氏貞PめいびーPもうしわけありませっくす!PもえっちPもももPももんがPりあらPりぶPレプリカPanorekaPbaronPdeadblue238PdencoPDontPfloriaIKEPAPkbysPksxnanpPnastyPOTZPsilPsuiPsyu-kaPTAK8Ptekka1230totsukaPunknownPVIeWP@鬼畜P765_16P9:02P96P_P あかしP 一発屋P AmbasaPayaPkuraP アジャPいえいPいつきPイトPいとまこPうーぢーPえくすP オッパッPオイサンPおよPカイフンP雅柳P丸馬PきぬこもちP玉露P金龍PクララPサカタP乃美Pハイパー・ド・MPハカセPもんじょPゆきかぜP灰色PもひP

2007年9月

kakaoPきはるPTPTPてんじゃPあさひなPサーディPテトリスPぬいぐる魔PおかしなみなP 明宏PあさひなP犬PウミニンPおいすーPおきな。Pオクラ山ため蔵P男坂P親父の味PカイザートP楓PカカオPがくぽんP 伍長PこっぺPコムコムPサイレントP佐野倉P四季Pステ6PスネークPすみっこPたけるP、 通行人AP、 ツナマヨPてすとうP デッドエンドPデンチュウP電動1号P天然PどかPともきP仲嶋Pななななな~P、 ニコニコ歴史P、 西岡PねじPはく2.7PピジャP ぷにえP平方野雪P別所就治PベンツPポルナレフPまーずPマカP雅紀P末期P(仮)まっつPマンボP美希のSP守屋観七P りんざPルイPるーP anonymousarakiPb@pePekaoPGatePhikePimAPkakaoPKSPLotusPntmPohyaPREKKAPsukehiroPZOZP100sec.P6割P947daP(´;ω;`)ウッ…P ゆさP A72P愛想P葵雪P青魚P秋山PあぶらげP壱式P温州蜜柑PおこげPおしりPがいすとP神中P川中島PカントクPきのこPキュオP果物PぐっPクマーPなかみーPにっちP刃霧Pみしお子P孟徳P杜月P青かな?P

2007年10月

火星人P 明音(代理)P十六夜PいちげきPイヌPイヤンPうぐぅPうさPうめたろPオーキドPかずP黄色P気化爆弾Pキワ人久城zweiPくろねこPくーすPゲストP小林PコムPコロP彩都PシーダP自動販売機の中の人しろねこPすわP聖上PセバスチャンPだ~おかP大愚熊PちんすこうPておくれP十色PどっとPドランクP鶏肉P とろっぷP 馬孟起PバルデサネスPひのちんP方向性がおかしいPほなPポペスクPぼんごれPまさとPマチャPミアキスP水無月P木曜洋画劇場PやまかずP山川出版P よこしんP 夜の起動戦士PりんごPローリングPろりーPAAPCAPRIPDricasPjajaPKIDPkomaPLovePMRPTiltPulaPwackiePyam_k5PYMP76葛P 風野シュレンP AAッー!PAZPmoguPアラマキP一鍵PうちP空木PえーじPオナニーPおにぎりPオルタPかたやP菊池砲雷長PくしおPクマー吾郎PクリムゾンPたつのPぬるPねぐらのPはちまきPみっくみくP美月PももこPもやしっ子PよしP

紹介系サイトの開設年月、あるいは既存サイトのアイマスMAD動画紹介コンテンツ開始年月

2007年7月

思考は現実化する空から降ってくるので 『THE iDOLM@STER』MADの歴史』 『ot02070

2007年8月

黒春香(春閣下)動画まとめタクヲ日誌

2007年9月

はじめてのC お試し版』 『底辺Pの味方』 『書店アルバイターのアイマス日記』 『春閣下は俺の主』 『愚民ですよ。』 『右向いたら左向くな』 『YaSuYuKiの日記(nicovideo出張所)

2007年10月

おっホイ。』 『埋もれた名作PVシリーズ とか』 『一撃入魂!』 『はてなで留まってすぐ溶解』 『Try to Star -星に挑め!

イベントの発生年月

2007年7月

あずさ誕生祭、 アイマスCM合同企画

2007年8月

真誕生祭

2007年9月

底辺P祭、 小鳥誕生祭

2007年10月

底'z祭

2007年7月

★「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」の発売
 2007年7月から11月にかけてアイマスMAD動画に大きな素材が提供された。それは「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」の発売である。 このCDには各キャラクターの新曲が用意され、これが見事に名曲ぞろい。
 ・I Want(天海春香)
 ・キラメキラリ(高槻やよい)
 ・ふるふるフューチャー☆(星井美希)
 ・迷走Mind(菊地真)
 ・目が逢う瞬間(如月千早)
 ・スタ→トスタ→(双海亜美/真美)
 ・隣に…(三浦あずさ)
 ・フタリの記憶(水瀬伊織)
 ・Kosmos,Cosmos(萩原雪歩)
 ・いっぱいいっぱい(秋月律子)
 ・空(音無小鳥)
 このCDを支援する販促動画としてアイマスMAD動画が投稿されていき、ここからも良作が生まれて行く事になる。


 2007年7月はアイマスMAD動画にとって革新の月、まず取り上げるべきは何と言っても「わかむらP」の登場だろう。ニコニコ動画では『きしめんコードギアス』というMAD動画を作っていて評価の高かった人物なのだが、 アイマスMAD動画に参入してきた。


★わかむらPの登場と伝説の7月第2週
 時を遡って2002年、ウェブでムネオハウスが人気になっていた時、ムネオハウスのオフラインイベントでVJやフライヤーを担当している「WORKER HEAD」という専門学校生がいた。
 2003年3月24日、WORKER HEADは自サイトに「2chネタ系の大作に取り組む」と書いた。やがて、彼はハンドルネームを若村篤志(wakamura)に変え、サイト名は『WHV』から『若村重化学工業 先進技術研究所』(若村技研)(WG2)に変えた。
 同年9月25日、「世界制服モララー 特設サイト」というページを作り、『2ちゃんねる』のAAキャラクターであるモララーの「世界制服をたくらむモララー」をネタにした動画を公開した。この動画は『ホタテプロダクツ』『(・∀・)イイ・アクセス』からリンクを受け、高い評価を得た。


 「世界制服モララー」は商業の音楽を使っていた。 所謂黒動画(著作権的に)であるわけだが、 黒動画を作る理由として若村氏は「黒ってかさ、そういうパロディっておもろいやん 」「仕事じゃ作れへん、作らしてもらえへん物を好きなように作る」と言っていた(*2B)。
 2007年7月1日、若村氏はアイマスMADPとして現れた。
 ■アイドルマスターでトランス 雪歩 + 亜美 - LOVE.EXE PV Ver.1.1(わかむらP)

 最初の動画から完成度が高かったが、この時はまだそれほど騒がれていなかった(週刊アイドルマスターランキング 7月第1週22位)。若村氏がアイマスMAD界に衝撃を与えたのは同月8日にアップロードした動画だった。
 ■アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風(わかむらP)

 その題名にあるように、アイマスキャラクターを使ってパーフェクトスター・パーフェクトスタイルのPVを作った。 ニコニコ動画全体のランキングで週間17位、月間で10位を取ったこの動画の登場により、若村氏はアイマスMADPのわかむらPとして認識されるようになった。
 この動画は従来のアイマスMAD動画で重要視されていたシンクロ率の高さは勿論満たしているのだが、他に特徴が2つあり、 「派手なエフェクト」と「切り抜き」であった。元ネタのゲーム動画からキャラクターを切り抜き、別の絵と合わせる事によってこの動画は実現している。 言うのは簡単だが手間がかかる作業でもあり、わかむらPは抜き抜き先生と呼ばれた。 尤も、わかむらPの過去実績を見ればこれくらいの物は作れて当然なのかも知れないが、当時彼は若村篤志である事を表に出していなかった。
 この動画はアイマスMAD動画の象徴の一つになった。 そして、従来の「シンクロ」に「エフェクト」「切り抜き」による工夫を加え、より高い完成度を目指した動画「エフェクト系」が広まっていく事になる(*2C)。 軈て「(再生数の多い動画を作るなら)抜いて光らせてヤスタカ」という言葉まで出てきた。”抜いて”は切り抜きの事、"光らせて"はエフェクトの事、"ヤスタカ"とは中田ヤスタカの楽曲の事である。
 この動画が登場した7月2週の『週間アイドルマスターランキング』は他の動画も強烈だった。
 キレが抜群の■アイドルマスター キラメキラリ リハーサルver やよい(しーなP)
 あずさファンの聖地■アイドルマスター Destiny -太陽のあずさ- 永遠の20歳(RidgerP)
 春香の鼻歌が怖すぎる■アイドルマスター 春香「ふふふーん♪」を別の曲に(wandaP)
 変態紳士の社交場■アイドルマスター キューティーハニー 美希+時々、真とやよい(クーマP)
 安定の中毒性。「紳士の聖地」■【アイドルマスター】 とかち天国系 ~約束の地~(とかち未来派)
 アイドルがそれを歌いますか■最強○×計画 伊織・雪歩・千早 アイドルマスター(トカチP)

 この週は後に「伝説の7月第2週」と呼ばれる事となった。

*2B:この若村氏発言のソースを提示したい所だが、URLをメモして無かった為に今や解らなくなってしまった。 2007年9月辺りに私がわかむらP=若村技研である事に気が着いた時、google検索して探してきたものである。 なお私より先に気がついていた人が一人いて、『ニコニコ動画』に誰かがアップロードした「世界制服モララー」の動画に「わかむらP旧作」とコメントしていた。 彼はどうして気がついたのだろうか。なお、私は『かーずSP』を見て、かつて大量生産された2chAAキャラクターの動画について調べていたときに「若村技研」という名に目が留まり、「もしかして」と思い、『若村技研』のサイトを調べた。 そして「好物と文章癖が一致している」事から、わかむらP=若村技研であると判断した。ちなみにその好物とは牛丼であったと記憶している。
*2C:勿論これより前にもエフェクト自体は使われていた。 なお、エフェクト系の対比で旧来型のアイマスMAD動画は「シンクロ系」と呼ばれる。


 この月のわかむらPは名作を次々に投稿。
 ■アイドルマスター 三浦あずさ - 千夜千夢 PV風(わかむらP)
 ■アイドルマスター Perfume チョコレイト・ディスコ PV風 リマスター版(わかむらP)
 また、この月はPerfumeの「チョコレイト・ディスコ」を使った動画が多く作られた。先のわかむらP以外にも以下の物がある。そしてどれも力作。
 ■アイドルマスター 「チョコレイト・ディスコ」 Perfume(透-架P)
 ■アイドルマスターPerfume チョコレイト・ディスコ 雪歩&美希&真ver(ラクP)
 ■アイドルマスター iM@Sオールスター×Perfume "チョコレイト・ディスコ"(itachiP)
 ■アイドルマスター チョコレイト・ディスコ 春香 美希 千早+α(takasiP)⇒8月修正版
 「iM@S架空戦記シリーズ」の始祖『閣下で三国統一を目指してみる』が始まる。iM@S架空戦記シリーズとは、ようはゲームプレイ動画であるのだが、そこにアイマスキャラを絡ませた独自ストーリーを展開させる。 呂凱Pの『閣下で三国統一を目指してみる』は光栄の「三國志Ⅹ」が題材。新君主「天海」で中国を統一を目指す。益州と涼州を支配したところで第一部完(全26話)。
 ■閣下で三国統一を目指してみる1【アイドルマスター】(呂凱P)
 トカチPの「律子 Red fraction」はBLACK LAGOONのロベルタを律子に見立てるというアイデア。
 ■律子 Red fraction アイドルマスター(トカチP)
 えこPが制作した『アイドルマスター ロケットガール 高槻やよい 「GO MY WAY!!」』はすさまじい量の切り抜きにより実現。「もはや公式PV」とまで言われた。
 ■アイドルマスター ロケットガール 高槻やよい 「GO MY WAY!!」(えこP)

 全編切り抜きという労力と、やよいのキャラクターにピッタリな明るい雰囲気。この動画はアイマスMAD動画の象徴の一つになった。
 マキュロPは6月27日、『アイドルマスター 春閣下 洗脳・搾取・虎の巻 ShortVer.』を投稿した。 続けて7月2日、『FullVer.』を投稿。しかし、同月7日16時53分に「権利者削除」となる。 これに対し、再投稿する人が現れたが運営側は即削除。再投稿と削除のいたちごっこが暫く続いた。 マキュロPは再投稿しないようにとのコメントを出し、同月15日に『FullVer.』の素材を流用した 『圧縮版』を投稿した。この動画ではコメントで愚民達の見事な洗脳っぷり、調教されっぷりを見ることができる。 『ニコニコ動画』のコメント機能による、動画と視聴者の一体化が良く表現されている動画である。弾幕と呼ばれるコメントの嵐が見所。
 ■アイドルマスター 春閣下 洗脳・搾取・虎の巻 圧縮版(マキュロP)

 この動画により、マキュロPは身も、心も、才能も、財布の中身も春閣下に捧げた「名誉愚民」と呼ばれるようになった。
 なお、この動画と同月に投稿された『アイドルマスター  大偶像峠(風のP)』 『アイドルマスター 「撲殺閣下ハルカちゃん」 天海春香×ドクロちゃん(ぴぴるP)』 の3つは「閣下三大洗脳ソング」と呼ばれた。
 そして、名前からして普通ではないPが出現。
 ■アイドルマスター 踊る赤ちゃん人間 雪歩(ちんこうP)
 ちんこうPは8~9月にかけて、「私です ちんこうPです 素材は捨て6からお借りして候」を決まり文句に次々と動画を投稿。 クリーチャーあり、 あり、 いい声あり、 乳ゆれあり、 上級者向けあり、 ランキングありで、 視聴者に衝撃を与えた。「またおまえか!」。ここからは「やよいクリーチャー」というオリジナルキャラクターが生まれた。


★アイマスCM合同企画
 「アイマスCM合同企画」はニセPが企画した合作動画作成イベント。 動画の提供者をニセPのブログと告知用動画で応募し、彼らが作成したアイマスMAD動画をニセPが一つに纏め、アイマスMAD動画のCM動画を作成した。
 ・アイマスCM集について : ライトオタク日記
 ■アイドルマスター アイマスCM合同企画お知らせ動画(ニセP)
 ■アイドルマスター P合同MADCMの祭典 Vol.1(ニセP)
 ■アイドルマスター P合同MADCMの祭典 Vol.2(ニセP)
 ■アイドルマスター P合同MADCMの祭典 Vol.3(ニセP)
 ■アイドルマスター P合同MADCMの祭典 Vol.4(ニセP)
 ■アイドルマスター P合同MADCMの祭典 Vol.5(番外編)(ニセP)
 纏め動画よりも各個別動画の方が先に投稿され、また纏めるにあたって特に凝った専用演出の追加も無く、 このイベント自体は率直に言うと「既に投稿済みの各動画を繋ぎ合わせた動画を作っただけ」ともいえる。 しかし、こういった企画自体がアイマスMAD動画では初めてだったし、 どういった纏め動画にするかの意見を動画のコメント機能を使って聞くというアイデアは 『ニコニコ動画』ならではだった。
 複数の人が絡むアイマスMAD動画企画の先駆けと言えば後述する「底辺P祭」とするのが一般的だが、 アイマスCM合同企画も十分記憶に留めておくべきものである。


 その他、2007年7月に注目された動画
 ■アイドルマスター relations m@sturbation take2(蔵人P)
 ■THE iDOLM@STER 「エレクトロ・ワールド」 by 雪歩・伊織・やよい 2(mmtsgzkwys)
 ■アイドルマスター×テイルズオブファンタジア「夢は終わらない」(大樹P)
 ■【アイドルマスター】 とかち遭遇編! (MADバカテクノ)(とかち未来派)
 ■アイドルマスター【おどるにゃ~】~雪歩ver~(しょうじP)
 ■アイドルマスター 『Magical Hacker くるくるリスク』(閣下の素敵な愛情表現)(ゆめみP)
 ■アイドルマスター KOTOKO Princess Brave!(tedescoP)
 ■【MAD】 新世紀アイドルマスターXENOGLOSSIA(ocin)
 ■アイドルマスター キラメキラリを絵で表現してみた。(しげゆきP)
 ■アイドルマスター 銀河鉄道765~エターナルファンタジー(ひゆなP)
 ■アイドルマスター MASTER ARTIST 02 ダイジェスト+α やよい(しーなP)

2007年8月

 2007年8月は「権利者削除」が話題になった月であった。  8月5日、しーなPは7月に投稿した『アイドルマスター キラメキラリ リハーサルver やよい』の正式版『アイドルマスター キラメキラリ やよい』を投稿した。、 しかし同月7日に「権利者削除」となる。しーなPは14日、『アイドルマスター キラメキラリ 圧縮版 やよい』を投稿した。
 ■アイドルマスター キラメキラリ 圧縮版 やよい(しーなP)
 わかむらPは2作品を投稿したのだが・・・
 ■アイドルマスター 春香 GO MY WAY (HOUSE MIX) VJ風(わかむらP)
 ■アイドルマスター 春香 Yeah! めっちゃホリディ PV風(わかむらP)
 同月20日17時、わかむらPの動画達が一斉に削除される。 同日18時、わかむらPが出先から『2ちゃんねる』の「【ニコニコ】 アイドルマスター 99 【THE IDOLM@STER】」スレッドに「再投稿するので補完や有志の再うPは不要」と書き込み。 22時、「調べたところ、アイマスMADが原因ではないはず」と書き込み。 以前にコードギアス関連が大量に権利者削除された際、わかむらPの代表作「きしめんコードギアス」も権利者削除されていた。 アイマスMAD動画達は「きしめんコードギアス」と同アカウントで投稿されていたため、巻き添えになる形で削除されたものと考えられた。 21日、わかむらPは削除されたアイマスMAD動画を再エンコーディングし画質を上げて再投稿した。この出来事は「8・20事件」と呼ばれた。
 ニコニコ動画でのMAD動画公開は、基本的には著作権的に黒でしかない。 しーなPの動画には前々から荒らしが付いていて、動画が削除されたのは荒らしが関係しているのではないかとも言われている。 しかし、仮に荒らしが原因であったとしてもMAD動画制作者は黒な事をしている以上、何も出来ないのがつらい所である。

 らき☆すたオープニングのパロディを手書きしたのは狡猾全裸富竹P。彼女は後に「キズナアイ」の3Dモデルのモデラーを担当した。
 ■あい☆ます~春隠し編~(狡猾全裸富竹P)

 この月は手書き動画が目立った。以下に代表的なものを挙げる。ちなみにDSPは台湾人である。
 ■アイドルマスター 雪歩のリップクリーム(れあもんP)
 ■アイドルマスター 千早 『目が逢う瞬間(とき)』 を半分描いてみた(こんにゃくP)
 ■アイドルマスター 『魔法をかけて!』を描いてみた(DSP)
 ■アイドルマスター ちはぴったんに紙芝居絵つけてみた(nanp)
 ■アイドルマスター 『おはよう!!朝ご飯』を描いてみた(DSP)
 ■アイドルマスター 千早 ある雨の日の風景(DSP)
 ■アイドルマスター 色々なPさんが素敵なイラストを描いてくれました(にせP)
 『アイドルマスター 高木社長は大変なものを盗んでいきました』で、いたずら好きの高木を選んでしまったTROwOPは、今度は音無小鳥を選んできた。なんというアダルティ空間。
 ■アイドルマスター 音無小鳥は大変なものを盗んでいきました(TROwOP)
 「すもい」キャラで動画を作っている友Pであるが、今回は「すわいい」。(説明しよう。「すわいい」とは「すごいし、かわいい」ことであり、やっぱり友P制作作品の為にある言葉なのだ。)
 ■ワスレナとかち(友P)
 ■とかち図書館(友P)
 ■とかち 「不器用じゃなきゃ恋はできない」(友P)

 8月22日、「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 05 如月千早 CD」が発売された。その前の13日に販促動画を作ったのは蔵人P。 「アイマス公式曲MAD」の先駆者である彼らしい仕事。「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」を使った良作販促動画は多数生まれたがこれもその一つといえる。
 ■アイドルマスター 如月千早 目が逢う瞬間(とき) 直前対策編(蔵人P)

 RidgerPは美希コミュ。惹きつけるカメラワーク、服の色が変わる等、細部までこだわった演出が素晴らしい。
 ■アイドルマスター 美希物語 -暁の記憶-(RidgerP)

 その他、2007年8月に注目された動画
 ■アイドルマスター Dear you -Cry- (春香)修正版(観月P)
 ■【アイドルマスター】 とかち灼熱系PLUS (MADバカテクノ)(とかち未来派)
 ■MAD アイドルマスター チャンピオン(小町P)
 ■アイドルマスター M@STER PUNKS!(えこP)
 ■アイマスでロイツマ(reoP)
 ■アイドルマスターやった事が無い俺がキャラ紹介
 ■アイドルマスター うっうー集
 ■アイドルマスター こんな千早は妹に欲しいですか?(MjakiP)
 ■アイドルマスター【LoveLoveLoveのせいなのよ!】~雪歩ver~(しょうじP)
 ■キラメキラリ 30秒CM 江頭ver(cx0101P)
 ■アイドルマスター 千早が新たな萌えスキルを手に入れたようです(MjakiP)
 ■アイドルマスター Gamble Rumble  春閣カー微黒ver(頭文字P)
 ■アイドルマスター 「DANZEN!ふたりはプリキュア Ver.Max Heart」(ともちゃんP)
 ■春香はマシンガン アイドルマスター 夏はマシンガン(オンナスキーP)
 ■アイドルマスター やよいや雪歩に蔑んだ目で見られたい人用の動画(ちんこうP)
 ■アイドルマスター 高槻やよい 『you』(ひぐらしのなく頃に)(ちんこうP)
 ■アイドルマスター × 有馬記念(1993年)(まこTP)
 ■アイドルマスター ないしゃおだくーにゃん チャイナVer.(calyxP)
 ■アイドルマスター 涙のハリケーン 星井美希(ねこP)

2007年9月

 2007年9月は技術的な面が注目される月であった。アイマスMAD動画はゲームの動画・画面写真を使っている。 最も基本的なアイマスMAD動画は、歌にゲーム内のダンス動画を合わせただけのものである。 アイマスMAD動画初期はXbox360版 THE iDOLM@STER自体が新鮮で衝撃的であったが、アイマスMAD動画は日々沢山作られている。限られた同じ素材で皆作ってるから、そのうち見慣れて飽きられてしまう。 飽きられないようにする為には新鮮な驚きを与える工夫・工夫するための技術が必要になってくる。 絵心がある人は絵を。エフェクトを使いこなすセンスがある人はエフェクトを。物語が思いつく人は物語を。
 えこPは新しい挑戦。カメラで写した自らの顔面動画を参考に、オリジナル素材にはない表情を自作。
 ■アイドルマスター 秋月律子 「踵鳴る」(えこP)

 わかむらPは3作品。技術的な引き出しの多いこの人の場合は「エフェクト」「抜き」「音調整」の合わせ技ということになる。
 ■アイドルマスター 千早 - 水樹奈々 Inside of mind PV風(わかむらP)
 ■アイドルマスター×らき☆すた - 雪歩 寝・逃・げでリセット PV風(わかむらP)
 ■アイドルマスター 律子 歌舞伎町の女王 PV風(わかむらP)
 『アイドルマスター×らき☆すた - 雪歩 寝・逃・げでリセット PV風』はエフェクトを最小限しか入れてないバージョンとの比較版が用意された。
 ■アイドルマスター×らき☆すた - 雪歩 寝・逃・げでリセット 仮組比較版(わかむらP)
 自作3Dモデルで独自の道を進んでいるのは友P。彼の進化は止まらない。先月「すもい」から「すわいい」に進化した友Pキャラクターであったが、今月はさらに進化。SD化したキャラクターが踊る。
 ■THE LOWPOLYM@STER(友P)

 絵を描ける人は素材を自分で作ることができる。無い素材は自らで作ればいい。先月に引き続き手書き動画にも良作が生まれた。
 ■アイドルマスター 手描きMAD「MiracleMoon」(ステ6P)
 ■アイドルマスター 動画漫画 『社長と敬老の日』(ともきP)
 ■あい☆ます~乳殺し編~(狡猾全裸富竹P)
 先月わかむらPが制作した『アイドルマスター 春香 Yeah! めっちゃホリディ PV風』によって、松浦亜弥の歌と春香は相性が良いことが明らかになった。 こんにゃくPが松浦亜弥の歌で制作した『アイドルマスター 春香さんが衣装で悩んでるそうです』は見事な白春香。
 ■アイドルマスター 春香さんが衣装で悩んでるそうです(こんにゃくP)
 対してアイマスMAD動画と言えば黒春香。
 ■アイドルマスター×東方 黒春香「ひれ伏せ愚民どもっ!」(ありすえP)
 ■アイドルマスター 春香 戦え! ぬいぐるまー!(ぬいぐる魔P)
 永谷園あさげPはスタ→トスタ→にナムコのゲームソフトを合わせてきた。歌のスピード感にぴったりと合うゲーム動画、そして懐かしさ。
 ■アイドルマスター スタ→トスタ→ namcoゲーム大盛り 双海亜美/真美(永谷園あさげP)

 高い技術力を持っていることは言うまでもないが、この人の場合「センス」ということになるのだろうか、RidgerP。 9月は「律ちゃんのターン」と言われたが、その代表作はRidgerPの『アイドルマスター 刻天の絆 -律子オーディション-』。
 ■アイドルマスター 刻天の絆 -律子オーディション-(RidgerP)
 面白い試みの動画も2つあった。一つはおいすーPの『アイドルマスター 週刊IM@S動画カタログ』。 再生数が少ない動画の中にも良い物が多くあるとして、投稿後2週間以上経過していて再生数3000未満な動画からチョイスしたカタログであり、 埋もれてしまっている動画達や新作の動画を応援することが目的という。
 ■「週刊IM@S動画カタログ」タグ

 「良質の新規サイトが登場しても大量に発生したサイトの中に埋もれてしまい、見てもらえない」 という埋もれ問題は大きくなった界隈では必ず発生した問題であり、それはアイマスMAD動画においても同じ事。 週刊IM@S動画カタログはそういった動画を救い上げる試みであるが、尤もこれ自体が埋もれてしまっている事は否めなかった。
 もう一つはアイマスMAD界一のデータマニアであるkeemunP(てってってーP)の動画。独自に集計したデータから「アイドルマスター」のタグが着いた動画1万件の分析、アイマスMADPの再生数トップ10・アップロード数トップ10・獲得コメント数トップ10、動画の投稿時間グラフがこの動画で示された。
 ■アイドルマスター 音無小鳥のデータマスター(keemunP)

 桃月Pは『週刊アイドルマスターランキング 秋の大感謝祭スペシャル』をアップロード。5月25日から8月30日までのランキングを公開した。
 ■週刊アイドルマスターランキング 秋の大感謝祭スペシャル Part1(桃月P)
 ■週刊アイドルマスターランキング 秋の大感謝祭スペシャル Part2(桃月P)
 ■週刊アイドルマスターランキング 秋の大感謝祭スペシャル Part3(桃月P)
 語り草になっているのが桃邪気P(MjakiP)。 彼が制作した『アイドルマスター 隣に・・・ 三浦あずさ (MA07販促)』は9月8日にアップロードした『Ver.0.5』を皮切りに、 視聴者の反応を見ながら『Ver.1』『Ver.2』『Ver.3』『Ver.3.1』と動画を調整していって11日に最終版をアップロードした。
 ■アイドルマスター 隣に・・・ 三浦あずさ (MA07販促)Ver.Final(桃邪気P)

 歌に合わせたストーリー。効果的なアカペラ挿入はたかはし智秋の実力を感じる事が出来る。アイマス屈指の名曲をさらに光らせる動画である。なお、ストーリー性の高い動画は「im@sストーリー系PV」と呼ばれた。
 2008年4月24日、桃邪気Pは死んだ事が親友のブログによって伝えられた。(*2D)


★底辺P祭
 「底辺P祭」は「【ニコニコ】底辺Pの集い【アイドルマスター】」スレッドが発祥のイベントである。

666 ナナシ 2007/08/16(木) 17:12:02 ID:???0
前からたまに話に出るんだけど、競作ってやってみたいんだよなー
そりゃ俺にはレベルの高いものは作れないけどさ
同じテーマで30秒とかで縛ったら他の人がどう解釈するのか見てみたい

727 ナナシ 2007/08/16(木) 19:14:17 ID:???0
イベント名は、im@s底辺P祭り とかでいいかな?
開会宣言MADならいいネタがあるから作ってくるよ
もうちょっと詳細が詰まればすぐにでも製作入ってくるわ

754 ナナシ 2007/08/16(木) 20:16:59 ID:???0
>>750
酷い電波でなければ何でも作るぜwww

これなんてどうかな
engage! 「アナタのヒトコト」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm662243

メンバーが限定されちゃうけど、
まあそこは妥協もありってことでひとつ

【ニコニコ】 底辺Pの集い 09【アイドルマスター】

 cx0101Pが取りまとめ役となった。 課題曲は蔵人Pが提案した「アナタのヒトコト」。 cx0101Pは「アイマス避難所掲示板」に祭り専用のスレッドを立て、そこで質問に答えながらイベント規定を詰めていく。 タグやタイトルでの参加形式(誕生祭形式)だと、イベントを開催している感じが乏しいことから 何作品かを1つにまとめたイベント公式動画を作成し、複数のパートに分けて発表する事にした。 スレッドを見てない人の為にイベント告知用動画を制作。さらには「わかむらP」に審査員としての参加を打診した。
 ■アイドルマスター 底辺P祭り(仮) プレオープニングPV
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 P紹介OP

 ■底辺P祭り開始にあたってのお願いとお知らせ
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 MAKOTOside
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 AMIside
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 MIKIside
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 RITSUKOside
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 YUKIHOside
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 AZUSAside
 ■アイドルマスター 底辺P祭り 「The First Stage」 ED IORIside
 ・わかむらP総評NEO EGA
 こうして念入りな準備を元に行われた底辺P祭は好評であり、成功したイベントと評価された。そしてアイマスMAD界に大きな自信を与えた。 これに触発され、数々のイベントが開催されるようになったのである。


 その他、2007年9月に注目された動画
 ■アイドルマスター 前略、道の上より 真 + その他(クーマP)
 ■アイドルマスター Do you know the magic? 詩月カオリ(しーなP)
 ■アイドルマスター 「偶像檻紙 -A CELL-」(ATollP)
 ■THE iDOLM@STER アイドルマスター 星井美希 もっとすいみん不足(しんたろP)
 ■アイドルマスター 『目が逢う瞬間(とき)』 Short Ver. 如月千早(田中あすまP)
 ■アイドル計画 アイドルマスター×家族計画(逆毛P)
 ■アイドルマスター  真赤な誓い(風のP)
 ■アイドルマスター 萩原雪歩 バンビーノ(たっくP)
 ■春香ちゃんが「みんなのうた」を歌ってくれるようです(ぷにえP)
 ■千早&あずさ『国歌斉唱』ポロリもあるよ!(ぷにえP)
 ■小さなあの子の○○がポロッ!?にいちゃん、こんな悪い子でごめんね!(ぷにえP)
 ■アイドルマスター 「Catch you Catch Me」Full(OTZP)
 ■アイドルマスター -ANUBIS-(れあもんP)
 ■アイドルマスター 「○ルン○スト・斬!!」 千早・雪歩・あずさ(影山P)
 ■アイドルマスター Rori Classicを描いてみた(完成版の自重版)(947daP)
 ■アイドルマスター 『りるまいすたー☆』 やよい・春香・亜美(かんどるまP)
 ■アイドルマスター 春香 MAH-JONG(はるまきP)
 ■没個性がなおらない(ベンツP)
 ■アイドルマスター 『ハルカ大戦』檄!帝国香撃団 (ゲキテイ)(ゆめみP)
 ■今日買ってきた俺のアイドルマスターが変なんだが。
 ■AD アイドルマスター やよい デパチカ(akasabiP)
 ■アイドルマスター 『ゆずれない願い』 アイドルナイトレイアース(PaoP)
 ■パンチラマスター × エースコンバット6(まこTP)
 ■アイドルマスター×初音ミク 『みくみくにしてあげる♪』(時雨P)
 ■アイドルマスター 「Butterfly (SMILE.dk.)」(サーディP)
 ■アイドルマスター ハルテイ(ぴぴるP)
 ■アイドルマスター 暗黒な閣下のテーゼ(頭文字P)

2007年10月

 2007年10月といえば未完成から完全版になり、その完成度で視聴者を驚かせた手書きの2動画がまず挙げられる。『まこにゃんダンス』と『アキリツ大百科』である。
 『まこにゃんダンス』は8月の真誕生祭の段階で未完成作として投稿されていたが、2ヶ月経って遂に完成。
 ■まこにゃんダンス完全版(777P)

 完全版になったもう一つ。『ちん刊アイドルマスターランキング 8月第4週』で20秒程制作されていた『アキリツ大百科』。
 ■アキリツ大百科 スイミン不足 アイドルマスター(オンナスキーP)

 この『アキリツ大百科』は、制作工程が公開されている。作業量を減らすための工夫が解説されていてなかなか興味深い動画になっている。
 ■アキリツ大百科作製工程 アイドルマスター(オンナスキーP)
 手書きといえば、音無小鳥の「空」。この月に発売されたCD「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST FINALE 765プロ ALLSTARS」に収録されている「空」はゲーム中の素材が無い音無小鳥の歌であるが故に、どうしても手書き動画になる。 そしてイラストが書けるPと言えばこの人、ありすえP。ありすえPはCD発売前の13日に「アイドルマスター 音無小鳥の新曲「空」を無我夢中で描いてたらもう朝」 を投稿し、発売後の27日に完全版を投稿した。ありすえPらしいほんわか絵柄の小鳥が魅力。
 ■[小鳥祭り] アイドルマスター 音無小鳥「空」を描いてみた・リベンジ(ありすえP)

 未来派先生はあいかわらず中毒性の高い作品を投下。
 ■【アイドルマスター】 とかち咆哮編 (MADバカテクノ)(とかち未来派)
 妙な中毒症状を起こす未来派先生作品だが、それに並ぶ作品がTPTPの怪作『アイドルマスター 「ロリトリオ Megamix」』。「もやしが、もやしが、もやしが、10円!」
 ■アイドルマスター 「ロリトリオ Megamix」(TPTP)
 『アイドルマスター 「ロリトリオ Megamix」』を見ての通り、TPTPは明らかに病気である(褒め言葉)。そのTPTPが未来派シリーズを繰り返し見て病気を悪化させた(本人はむしろ病気が治ったと主張)結果制作されたのが『アイドルマスター 「I want とかち Hijack Remix」』。怪作ぶりがさらに進化。「ぱんだぱんだー」
 ■アイドルマスター 「I want とかち Hijack Remix」(TPTP)

 とかち未来派氏が奇才ならTPTPもまた奇才である。又、この動画では最後にコメント職人が「ようこそとかちゴールド」というコメント絵を投稿するのがお決まり。それにより、亜美・真美のMAD動画を指す言葉として「トカチゴールド」が定着した。
 月一回、圧倒的な完成度の作品を投稿するRidgerPは10月も投稿。今回は6曲メドレーという8分という超大作。
 ■アイドルマスター 島谷あずさ -MASTER ARTIST 91-(RidgerP)
 アイマスMAD動画には「このキャラクターならこのP」という人がいて、美希といえばwhoPである。
 ■アイドルマスター 美希 目醒める瞬間(とき) meetsCHIHAYA(whoP)

 『アイマスクエストⅣ 閣下列伝』はiM@S架空戦記の中でも特に人気の高いシリーズ。言うまでもなく「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」が題材で アイマスキャラを絡ませた独自ストーリーの奥深さが魅力。ておくれPの演出は回を重ねるごとに向上していき、その様子は「進化の秘法」と評された。
 ■【アイドルマスター】<閣下列伝>アイマスクエストⅣ(ておくれP)


★底'z祭
 「底辺Pの集い」スレから競作イベント再び。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 11:07:14 ID:???O
B’zって見ない気がしますが、
やっぱり削除対象なんでしょうか?

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 11:08:11 ID:???0
つくらないだけじゃ

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 11:10:37 ID:???0
>>381
はやく「愛のままに我がままに僕は君だけを傷つけない」を作る作業に戻るんだ

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 14:18:58 ID:???O
B'zなら
「さよならなんかいわせない」
はどうだ?

つか昔この曲をきいてたら涙が勝手に流れて来たのを思い出すw

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 14:22:42 ID:???0
よし、それじゃあみんなで一気にB'zの曲でMAD作って同時うp祭りを…

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 14:26:04 ID:???0
■B'z祭り決定のお知らせ■
------------------------------------------

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 16:01:55 ID:???0
よし、まとめてみよう

■B’zの曲なら何でもあり(short ver、Full ver自由)
■10/31にゲリラ的にニコニコにうpる
■演出、キャラ等の縛り一切なし
■参加表明・参加資格は不要

☆祭りと言うよりはお遊び感覚の企画

俺の認識はこんな感じだが、大体みんなも同じ感じ…だよな?

【ニコニコ】底辺Pの集い31【アイドルマスター】

【支援】
 ■[アイドルマスター] 突発てーへんなB'z祭り 番宣ムービー[底'z][終了](けーわんP)
 ■底’z 支援?「それでも君には戻れない」
 ■底’z 支援?「RUN」(ちひゃーP)
【底'z祭】
 ■【底'z祭】 恋心~fall'in love with idol~ [iM@S×B'z](しろねこP)
 ■アイドルマスター 底'z祭り「LOVE PHANTOM」(ローリングP)
 ■アイドルマスター 底'z祭り狼煙MAD(B'z B・U・M)(tedescoP)
 ■アイドルマスター 雪歩 「ねがい」 (底'z)(こっぺP)
 ■【アイドルマスター】 ウルトラソウル@mix 【Crimson & dark blue】(底'z祭)(@鬼畜P)
 ■BE THERE  底'z祭り提出作品(さちクマP)
 ■love me, I love you (底'z)(LoveP)
 ■アイドルマスター 雪歩 「さまよえる蒼い弾丸 底'z」
 ■アイドルマスター im@sオールスター 【愛のバキュッダン】 in底'z(onoP)
 ■アイドルマスター B'z ギリギリchop 伊織 in底'z(dodoP)
 ■アイドルマスター 伊織 【底'z祭りじゃ!!】 『Pleasure'98 ~人生の快楽...(うぐぅP)
 ■アイドルマスター love me, I love you 底'z!!!!!(ディープP)
 ■アイドルマスター美希律子千早&春香『もうかりまっか』2(底'z終了)(マカP)
 ■アイドルマスター The Wild Wind 底'z(b@peP)
 ■アイドルマスター 真 千早 【ピエロ】~【ピエロ】 in底'z(onoP)
 ■アイドルマスター 「ONE」 ある夜のプロデューサー(&社長) in底'z(仮面P)
 ■アイドルマスター 春香×Calling ~伝説のアイドル~(アカギXXP)
 ■アイドルマスター伊織「Crazy Rendezvous」(底'z)(まこTP)
 ■【底'z】アイドルマスター 『ミエナイチカラ』【跡】(時雨P)
 ■アイドルマスター P視点 iM@S組曲春香とP #01「永遠の翼」(9:02LogisticsP)
 ■アイドルマスター HOLY NIGHTにくちづけを [底'z祭り]修正版
 ■アイドルマスター 『SUPER LOVE SONG』 (底’z祭り)
 ■アイドルマスター 底'z LOVE PHANTOM by ACM 歌姫楽園真ゲスト回(猫ロキP)
 ■アイドルマスター 真 『衝動』 in底'z(kbysP)
 ■アイドルマスター 「底'z」 北島千早 vs あずさ・ハンセン(solP)
 ■[底'z祭り] 伊織 「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」(あさひなP)
 ■アイドルマスター 衝動(名探偵やよい)【底'z】(まな板P)
 ■アイドルマスター 底'z祭り「Half Tone Lady」真・雪歩(rucoP)
 ■【底'z 祭り終了しました】 アイドルマスター 「Everlasting」 真(寿限無P)
 ■アイドルマスター「あいかわらずなボクら」(ミズナスP)
 ■【アイドルクマスター×底'z】忙しい人のためのギリギリchop(はく2.7P)
 ■アイドルマスター 底'z 「睡魔ーよ!!」 (mimicP)
 ■底'z&タキシード 『LADY NAVIGATION』 アイドルマスター(ふーりP)
 ■アイドルマスター 『お出かけしましょ』春香(底'z終了しました)(マカP)
 ■【底'z 祭り】 アイドルマスター 「熱き鼓動の果て」 伊織・律子・美希(きつねP)
 ■[底'z祭り]アイドルマスター 春香 「もう一度キスしたかった」(short)(a-eruP)
 ■[底'z][アイドルマスター]BAD COMMUNICATION E-Style (Short) 秋月律子(けーわんP)
【閉会】
 ■アイドルマスター 松本さんによる国歌演奏(千早)【底'z】(まな板P)
 ■【底'zのラストに見てね】お約束のアレ(支援?)
【遅刻組】
 ■【底'z】アイドルマスター『YOU & I』(トンカツP)
 ■【底'z】 アイドルマスター 『 FRICTION 』  美希 真 あずさ (カラメルP)
 ■アイドルマスター 底'z ギリギリchop 真(わたぼうP)
 ■いろいろな歌の後にウルトラソウルをつけてみた。(アイマス動画編)(かんどるまP)
 ■アイドルマスター Easy Come, Easy Go/B'z(一発屋P)
 ■【底'z】【アイドルマスター】春香!それ太陽のジェラシーやない!(totsukaP)
 ■アイドルマスター×B'z あずさ・千早・真 熱き鼓動の果て(底'z)(東洋人P)
 ■アイドルマスター Liar!Liar! 後の祭りだこのド畜生!(射座の日P)
 ■アイドルマスター 「SUPER LOVE SONG」 【底'z】(のじP)
【大遅刻】
 ■アイドルマスター 底’z 「いつかのメリークリスマス」(天然P)
【総まとめ】
 ■アイドルマスター 底'z祭りお疲れ様動画 「ALONE」(ローリングP)

 なお、この企画に(大遅刻組だが)参加した天然Pは2008年に「24時間アイマスTv!~みんなまとめてアイドルマスター~」という超大型企画の総指揮を取り、成功へ導く事になる。


 紹介系サイトに目を移すと、この時期に始めた代表的なサイトとしては『空から降ってくるので』、後に週マス編集部メンバーになった『おっホイ。』、 良くも悪くも話題になる記事を書いた『はじめてのC お試し版』、 熱い紹介記事では右出るものはいない『はてなで留まってすぐ溶解』等が挙げられる。 なお、当時の紹介系サイトの傾向として良くも悪くもはてな村に偏っていたという点がある。 つまり上記サイトも『花見川@ニコニコ部』『敷居の先住民』もはてなダイアリーであって、村内への情報拡散力はあっても、その他への拡散力は弱い傾向があった。

 その他、2007年10月に注目された動画
 ■アイドルマスター 雪歩 Kosmos, Cosmos (RADIO EDIT) PV風(わかむらP)
 ■アイドルマスター 雪歩 Kosmos, Cosmos (HYPER EDIT) PV風(わかむらP)
 ■アイドルマスター 「団結」 IM@S ALLSTARS(影山P)
 ■とかちのじかん(友P)
 ■アイドルマスター 「乙女はDO MY BESTでしょ?」 千早&春香(だ~おかP)
 ■アイドルマスターでキャプテン翼番外編】(76葛P)
 ■アイドルマスター 春香 I Want で遊んでみた(hikeP)
 ■IDOL M@STER SOLID 【Chapter001】(スネークP)
 ■IDOL M@STER SOLID 【Chapter002】(スネークP)
 ■アイドルマスター アイドル戦隊 アイマスⅤ (メタモルⅤ)(ぷげらっちょP)
 ■アイドルマスター Silly-Go-Round(FictionJunction YUUKA)(ディープP)
 ■アイドルマスター 「後者 -THE LATTER-」を描いて・・・みた?(ねむP)
 ■アイドルマスター 『パンチラオブジョイトイ』 グループ魂(ととすP)
 ■アイドルマスター 「you (ひぐらしのなく頃に)」 三浦あずさ(サーディP)
 ■アイドルマスター 「くっくロビン音頭」 千早(影山P)
 ■アイドルマスター se7en feat.春香(りんごP)
 ■アイドルマスター 雪歩 秋色恋華より「秋色」(シラカワP)
 ■【アイドルマスター】絶世美人・完全版 やよい 美希 千早(ハイドP)
 ■やよいを少しだけ成長させてみた(アジャP)
 ■攻殻機動隊 Get9 アイドルマスター(roP)
 ■アイドルマスター 「BRAVE PHOENIX」 (水樹奈々)(maszushi)
 ■アイドルマスター FUCK ME(I've) 春香 with ACM(きはるP)
 ■(アイドルマスターMADソング)「罵ってけ!へんたいたーれん」歌:水瀬伊織(ベホイミ)
 ■アイドルマスター コンビニ(まいなP)
 ■スーパーファミコン版 アイドルマスター(どっとP)
 ■[紙芝居]アイドルマスター ハルカロイド…完成していたの?[曲が本編](ありすえP)
 ■アイドルマスター 春香 はるかっかにしてあげる♪修正(HALC@LOID)版(ありすえP)
 ■アイドルマスター 春香としりとり♪(ぴこまりんご飴☆)(かてぃーP)

    ・
    ・
    ・
 「明日終わっても仕方がない」状況の中でアイマスMAD界は走っていった。 使う歌とダンスを如何に違和感無く融合させていくかが重要であった初期アイマスMAD動画から更に進化。 エフェクトを派手にかけて映像としての美しさを求めるようになっていき、また、物語性を加えてよりキャラクターを引き立てるようになっていった。 使用素材に限界がある「アイマス公式曲MAD」「iM@SコラボPV」を嘲笑うかのように手書き動画が攻勢し、架空戦記シリーズ等のPV以外のジャンルも増えていった。 さらにアイマスMADPが合同で行なうイベントが始まった。アイマスMAD界はさらに盛り上がり、動画の多様性は増していく一方だった。

◆2007年11月~2007年12月 次の時代へ

アイマスMADPの初登場年月

2007年11月

ぎゃわずP中目黒P あかいしPイコP糸冬了PいろはPインディゴPうさちゃんPおでんPおまんP影鞍PかみたPかよーPこぐみんPこけPこまPごまP最終最後PシャックルPしるPじろうP白葉Pた~ぼPたかきちP卓球PちつぷPちびクロPちゅるやP翼P手抜きPとうめいPの~みそPノクタンPハイジャックP箱PバスP薄幸PヒカレーPみちくさP妙典始発PメカPもやしPりこりすPabPAeriePAnthonyELE-LPenokunpKenjoPtemporaP41P**P daigo36(元)PbvaleriaPcm38PアイオニP アスティアP イタチャイPおきゃんP億P柿PカシャP桂木ケイPカンザキKP危険人物取扱PぎゅげすP愚民NP愚民店長P黒服PトウジロウP二階堂PぬるぽPはくあPprogojectPpotechiPみょPもうだめP

2007年12月

亜紀奈PスツーカPゆりあPulaPみそP あおいP、 明音P、 イナPウーPうそ太郎うっしーPえびPおくるだP音痴革命PかのんPかまおPカミナPキューンPけまり部PケントゥリオP左衛門PしおPしだらめPシメジP慎悟PすいぎんPタイガージョーPタクヲPとりPトリスケリオンPどんがらがっしゃーんPなのPニィPニコラスPハロPピコPふらうPフ呂P放置PポンコツP(仮)みそP無能P望月Pモロ兵P(仮)焼き肉P弥八亀PヤミーPゆうすけP腰痛PラードP リンPacousticPayakanP(仮名)BAMPb.o.s.PErolinPmarPOZAKIPtenP○松P BARBPbivivipiPbluduelPDangerP蒼い子Pありすえ義父PクイーンズPクマ吉PくるくPぐれぶりPくろP(くろ)黒小鳥PくーくP最北端P張温PナガレPなめ子Pニコ虫PにじこうすけPうてにゃん(にゃー)PのひとPバイスP半目PやっこPヤマネコPやるをPゆでP さくらばP 先駆者P

紹介系サイトの開設年月、あるいは既存サイトのアイマスMAD動画紹介コンテンツ開始年月

2007年11月

ティンときた! -勝手にまとめるアイマスMAD-』 『grossaの部屋』 『さけとばらのひび

2007年12月

黄金の日日 -Silicon Fiction別館-』 『ニコマスなんたら』 『sabishirop’s weblog』 『アイドルマスター アニメ・声優おっさんホイホイ通信たぶん、明日も晴れるよ。』 『轍を踏む先駆者

イベントの発生年月

2007年11月

iM@S KAKU-tail Party、 im@s MAD Survival Championship、 美希誕生祭

2007年12月

雪歩誕生祭、Megum@s

2007年11月

★第1回国際ニコニコ映画祭
 2007年11月1日、『ニコニコ動画』は「第1回国際ニコニコ映画祭」を行なうと告知した。 ユーザーからオリジナルの動画作品を募集し、ユニークな作品は表彰するという物。 動画は著作権を侵害していない事が条件として課せられた。 審査は手塚眞や西村博之が担当したのだが、その中にユーザー代表として一人だけ、わかむらPが審査を担当。
 同月22日、『ニコニコ動画』は審査会の模様をアップロードし、マスクを被ったわかむらPが登場した。

 国際ニコニコ映画祭自体はアイマスMAD動画と直接関係はないが、 ユーザー代表としてわかむらPが選ばれた事は『ニコニコ動画』におけるアイマスMAD動画の存在の大きさを示していた。


 投稿作品の平均レベルは上昇し続け、初投稿者ですらそれなりの物を出してくることが多くなった。 わかむらPが「美希誕生祭」にあわせて公開した『美希 スクランブル PV風』。
 ■アイドルマスター 美希 スクランブル PV風(わかむらP)
 これは8月の時点で大部分出来ていたものである。 8月時点の技術がベースとなっているこの動画に対する評価は厳しいものであった。「古臭い」「手抜き」・・・・。 わかむらP自身も「作風がちょい古いかも」と言っていたが。
 ムネオハウスブームの時代にはすでに活躍していた古参職人であるwakamura氏。かつて高い3D技術でFlash・動画界隈を驚かせた彼が「わかむらP」としてアイマスMAD界に現れ、力を見せたことでアイマスMAD界はさらに活性化され、アイマスMADP達のレベルは上がった。 アイマスMAD動画における「良作」「並」「駄作」。その境目を決めるバーを高くしていったのはわかむらPである。 彼に対する期待は大きい。そして、わかむらP自身がそのバーに引っかかってしまった。 わかむらPは『美希 スクランブル PV風』を削除し、編集し直すと宣言する。
 アイマスMAD動画作品の進化は加速し多様化した。旧来のシンクロ率だけで勝負する動画はもう再生数を稼げないと言われたりもした。『美希 スクランブル PV風』に関する出来事は、平均レベルの上昇を示した出来事であった。

 11月から、動画をフレームで囲った作品が目立って増えてきた。先月、RidgerPが『アイドルマスター 島谷あずさ -MASTER ARTIST 91-』において行っていたが、 フレームで囲うと目立つし、デッドスペースを活用できる。
 オクラ山ため蔵Pが制作した『「「Magician Roulette」 オールスター』はセピアな色使いとキュートさが魅力。
 ■アイドルマスター 「Magician Roulette」 オールスター(オクラ山ため蔵P)

 ulaPがアップロードした動画はお洒落なPV。ulaPは作成数こそ少ないもののどれも高レベルな実力派。
 ■アイドルマスター 美希 「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」take2(ulaP)

 わかむらPは今までに自身が作成した動画の総集編的作品。
 ■THE IDOLM@STER WAKAMURA RECYCLE VOL.01(わかむらP)
 この月は2つの合作が話題となった。未来派先生と友PはアイマスMAD界の中でも独自の道を進んでいる職人である。
 ■【アイドルマスター】 とかち跳梁編 JUMPSTYLE MIX (MADバカテクノ)(とかち未来派)
 ■アイマススイッチ アミゴリズム行進(友P)
 この2人がタッグを組んだのが『【アイドルマスター】 とかち誓願編 とかちシューティング!』。
 ■【アイドルマスター】 とかち誓願編 とかちシューティング!(とかち未来派&友P)
 そしてもう一つ。なんと8人の合作。『アイドルマスター プロデューサーさん、団結ですよ!団結!』。
 ■アイドルマスター プロデューサーさん、団結ですよ!団結!(itachiP&かんどるまP&こんにゃくP&逆毛P&ねこP&ぷげらっちょP&魔汁P&わかむらP)

 先月のありすえPに続き、手書きで音無小鳥を描いたのはこけP。
 ■アイドルマスター 音無小鳥「空」(こけP)
 ニコニコ動画でブームになった動画の一つに「伝説のクソゲー」と呼ばれる「チーターマン2」がある。 これの音楽と未来派先生作品を合わせてしまったのが『【アイドルマスター】 とかち遭遇編! 狩猟豹とmix 【未来派リスペクト】』。 未来派作品と8bitサウンドが見事にマッチング。
 ■【アイドルマスター】 とかち遭遇編! 狩猟豹とmix 【未来派リスペクト】
 秋月律子のトレードマークといえばメガネとエビフライな髪型だが、エビフライをとってしまった動画が。
 ■アイドルマスター りっちゃんのエビフライをとってみた 完全覚醒律子(suiP)
 ■アイドルマスター りっちゃんがアリスになったよ! with やよい&とかち(サーディP)
 6月に『アイドルマスター 水瀬伊織 with 勇者王 「恋せよガオガイガー」』によって、 普通に「恋せよ女の子」を聞いても「ガオガイガー」が聞こえてくるという奇病が発生してしまったが、 今度は「THE IDOLM@STER」を聞くと「E・D・F!」と叫びたくなる奇病になる動画がアップロードされた。
 ■アイドルマスター with 地球防衛軍3(最終最後P)
 ■アイドルマスター with 地球防衛軍3 ON AIR(最終最後P)
 さらに上記動画を見て「E・D・F!」と叫びたくなった人の為にあるような動画も出てきた。
 ■『洗脳・搾取・虎の巻』閣下with愚民&閣下防衛軍(映像付(まこたんP)
 千早をこよなく愛する事に定評のある影山Pは癒し系動画を作ってきた。凝ったPV系動画、あるいは手書き動画が増える中で、この動画はアイマスMAD動画の原点を振り替えさせる。
 ■アイドルマスター 如月千早の元気が出る(かもしれない)動画(影山P)

 本来ゲーム上の仕様で3人までしか舞台に立たせられないところを、切り抜き技を使って5人、6人、あるいは12人!立たせた驚きの作品もアップロードされた。
 ■アイドルマスター 「あきらめないで」 6人オンステージ(iuluvasuP)
 ■アイドルマスター ハッピー☆マテリアル 「はぴ☆M@S」(慧P)


★桃月Pによる『週刊アイドルマスターランキング』の終了
 2007年11月10日、『週刊アイドルマスターランキング 11月第1週』が投稿される。 その最後に制作者である桃月Pからのメッセージがあった。そこには『週刊アイドルマスターランキング』を終わらせる事と引継ぎ者の募集が書いてあった。

桃月です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は皆さんに大切なお知らせがあります。

申し訳ありませんが、
桃月による「週刊アイドルマスターランキング」は
11月第4週をもって終了させていただきます。

理由ですが、

アイマス作品の幅が
大変な速度で広がっており、
桃月単独で除外か対象かを判断するのが
非常に難しくなってきているためです。

「桃月の判断で構わない」との
ご意見も頂いておりますが、

現行基準では
私自身が十分に納得できる判断をすることが
難しい作品が増えてきており、
この面で正直限界を感じています。
(これは作者さんたちへの苦情ではありません。念のため。)

もちろんこれらの基準を改めて
ランキングを継続することも検討しましたが、

私自身はすでに半年
続けさせていただきましたし、

12月以降は、編集が可能な方に
後を継いでいただきたいと思っております。

基準の件も含め、
引継ぎ等についてのブログや動画を
近日中に用意させていただきますので、
ご協力いただける方は
ご覧いただけると幸いです。

週刊アイドルマスターランキング 11月第1週

 アイマスMAD動画の広告塔であり、大きな影響力を持つ『週刊アイドルマスターランキング』の終了は界隈に衝撃を与えた。 同月12日、桃月Pはランキング動画作成までの作業工程を動画にして公開。Excelを駆使して毎週一人でこれだけ大きな作業をこなしていた事が解り、見る人を驚かせた。
 ■週マスが出来るまで ~週刊アイドルマスターランキング作業工程~
 さらに8月31日から11月29日までを集計した『輝け!週マスグランプリ』も作成し12月10日に公開した。
 ■週刊アイドルマスターランキング 輝け!週マスグランプリ Part1
 ■週刊アイドルマスターランキング 輝け!週マスグランプリ Part2
 ■週刊アイドルマスターランキング 輝け!週マスグランプリ Part3
 これだけでは無かった。大晦日に向けてさらなるランキング動画を桃月Pは用意していた。



★iM@S KAKU-tail Party
 「iM@S KAKU-tail Party」は「ニコマス 議論隔離スレ」スレッドが発祥のイベントである。主催はきつねP。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 21:30:05 ID:???0
無駄に出来るだけ上がった意見を採用してみよう
・曲自由 2分以内
・こちらであらかじめ「割り当てキャラ」「指定振りつけ」
 「テーマ(夢、とか抽象的なもの)」をセットしておく。
・規定振りつけ以外はダンス自由
・ゲストPに交渉して参加してもらう
・気を抜いて参加する。ハリキリすぎない

この条件で企画するから手をあげてって言ったら、今どんくらい集まるかテスト。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 21:51:34 ID:???0
>>419
優劣を決めるもんじゃないのでそう深く考えなくてもよいのでは?

・割り当てられたキャラをソロ~トリオのセンターで使う
 (さすがにセンターじゃないと意味無いと思うので)
・割り当てられた抽象的なテーマをもとに作る。こじつけ上等
・再生時間2分以内

これだけで十分な参加条件じゃね?これ以上細かくすると
参加者が萎える。

522 :387:2007/09/21(金) 00:06:22 ID:???0
スンマセン、お待たせしました。
http://kakuriparty.blog120.fc2.com/blog-entry-1.html

えーっと、祭りの名前決めてないねそういえばwwww
ついでに何かこじゃれた名前思いついたら書いておいてください。

正体も明かし忘れたので、きつねPと申します。
底辺ですが宜しくお願い致します。ロダにテーマのファイル上げたら
その旨blogに告知して寝ます。

ニコマス 議論隔離スレ8

 使用キャラクターとテーマは参加者ごとにランダムに割り振られる。このテーマが難しく、記号等普通ではないようなものも多くあり、 これをアイマスMADP達がどう動画に絡ませてくるかが見所である。
 『iM@S KAKU-tail Party
 ■アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」開催のおしらせ
 ■アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」 #0 Prologue
 ■アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」#1 Gin
 ■アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」#2 Rum
 ■アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」#3 Tequila
 ■アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」#4 Vodka
 ■アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」#5 Whisky
 この企画はこれ以降も開催される人気企画になった。

 

★im@s MAD Survival Championship

大会レギュレーション

1:参加者は1分以上のアイマスMADを投稿
   素材、楽曲の縛り無し
  但し、アイマスの映像、画像か音楽、音声のどちらかを必ず使用すること
  文字(字幕)のみアイマスのネタを使用しただけものは除外となります。
 例:愚民が語る削除戦争シリーズ
  
  *合同P名での参加は御遠慮くださるようお願いします。

2: 参加者はエントリー時に、
  15秒、30秒、1分のタイム指定を動画と同時に提出し申請
  申請を元に予選では15秒にカット、
  それをメドレー形式の動画に纏め公開
  その際、P名は非公表
  代わりに、動画に番号を振る

3:視聴者は続きが見たいと思った動画に
  専用フォームから投票(投票期間は1週間)
  投票数上位が次のラウンド(本戦)へ出場

4:本戦では最初に指定した15秒を含む各30秒の動画を纏め公開
  予選と同様に視聴者からの投票結果により
  上位は決勝進出

5:決勝は本戦で使用した30秒を含む
  1分の動画をメドレーで流し
  投票によって優勝を決める。

im@s MAD Survival Championship大会レギュレーション1NEO EGA

 この企画は勝ち抜きトーナメントなのだが、面白いのは大会が終わるまで動画の制作者名は公表しない事。 つまり制作者名の人気・知名度に関係なく純然たる実力・動画の出来で勝敗が決する。このイベントもcx0101Pが主催。彼の存在の大きさが良くわかる。
 ■【オープニング】im@s MAD Survival Championship OP
 ■【予選】im@s MAD Survival Championship 15 seconds
 ■【本選】im@s MAD Survival Championship 30 seconds
 ■【決勝】im@s MAD Survival Championship Final of One Minute
 ■【結果発表】im@s MAD Survival Championship FINALE



★ツンデレカルタ騒動
 これまでアイマスMAD界はこれといった大きな騒動事無く、明日終わっても仕方がない時代を走っていった。敢えて言うなら「ツンデレカルタ騒動」があった。
 2007年11月24日、有限会社DEARSという同人サークルの延長線みたいな会社があったのだが、その会社が「ツンデレカルタ」という商品を発売すると公式サイトに書いた。 この商品はカルタなのだが、文字札の文章を【す】なら「好きでこんな格好してるわけじゃないんだからね…あんたの前だけよ…もうバカァ…」のようにアニオタが好む文にし、更にそれを釘宮理恵に読ませたCDを付属するという物であった。
 この有限会社DEARSはゆめみPの会社であった。そしてツンデレカルタの制作にはアイマスMADPを多数参加させ、販売の告知にもそれを書いた。 参加したはアイマスMADPはゆめみPと弟のしょうじPの他にニセP、KakaoP、江頭P、ぴぴるP、井川KP、ありすえP等がいる。
 この行為は「著作権を侵害しているMAD動画を制作してニコニコ動画にアップロードしている俺たちが作りました!」って言わんばかりにP名を表に出して商品発売をしようとしている事に他ならず、 アイマスMAD動画に関する『2ちゃんねる』のスレ、即ち「ニコニコアイドルマスター本スレ」と「議論隔離スレ」で議論になった。 その後、アイマスMADPや見る専がブログで記事を書いていった。 意見としては「やはりこの行為は駄目だろう」という意見が多かったが、「こういった行為はこれからも出てくるし、それを止めることは出来ない」という意見もあった。
 ツンデレカルタ自体はその後普通に販売された。

 この騒動はアイマスMAD動画の難しい立場を示したものであった。 著作権的に黒だけど商業サイトから黙認されている事で成り立っている動画。 黒だけど黙認されている部分というのは何処の世界にもある。そして、黙認状態を継続させるには必ず守らなければならない決まりがある。それは表で目立つ事をしない事。 表で目立ち始めると物事が「あるべき論」で処理せざるを得ない事態になり、黙認は禁止に変わっていく。 MAD動画が商業サイトに多数アップロードされているという違法性が大きくクローズアップされる事により黙認状態が解かれてしまう事を恐れるのである。 もし黙認状態が解かれる事態になればアイマスMAD動画は成り立たなくなる。 従って黙認出来なくなる可能性を持つ行為は慎んでくれという意見が多くなるのは当然であった。 同時に、ツンデレカルタのような中途半端な形ではなく、プロの映像作家として表に出てくるアイマスMADPが将来出てくるのは避けられない事でもあった。
 この騒動の中でATollPは 「アイマスMADで技術を認められて、表舞台に出る人が現れてもおかしくはない。問題はそのまま表舞台に出てくる事。MADから手を引き、少なくとも自分のIDで上げたものは削除するのが最低限の刑だと考えている」 と書いたが、これは後にわかむらPが実行した。

補足:私が纏めたもの⇒「ツンデレカルタ騒動について今更振り返る



★ありすえPの引退
 ツンデレカルタ騒動に揺れていた2007年11月25日。ツンデレカルタに絵描きとして参加しており、騒動の渦中にあったありすえPはブログを更新。 アイマスMAD動画からの引退を表明した。黒春香ネタ動画の第一人者であり、多数の動画を作りどれも人気、手書き動画も作れる彼の引退は衝撃的だった。

うーんと、どっちから書くかな?

・イラストの依頼は、ブログのほうから
 ブログの管理人宛で受けました。(管理人名=ありすえP)
・オリジナルの女の子を描いてもらいたいということで、
 イラストを1枚寄稿しています。

管理人名としてだけではなく別のものにも使っている名前
(ぶっちゃけていえばMADを作っているP名)で依頼を受けることへの是非自体は
「今の自分が」声高に語っても説得力がないと思うので
むしろそこが知りたいという人も多いだろうけど
ちょっとパスさせてもらいたいです。

で、「今の自分が」と書いたここ以降がむしろ
本来なら今回更新しようと思ってたことなんだけど
それも今言ったら絶対荒れるなーとか思っちゃうんだが
このままフェイドアウトってのももっと気持ち悪いなーと思うので

次回作る動画で引退というか、最後にする予定だったし、そうします。
空気的にもう1作も作らない方が荒れないっぽい気もするけど…
最初に作ったちゃんとしたアイマスMADがDLCだったし
最後もそうしたいなと。

このこと自体は前から決めていたけど
自分でも時期悪すぎるな~としか言いようがない
「これに参加したからやめる/やめざるを得なくなったんじゃないか」
「動画/ブログ荒らして引退させてやった!」
逆に「やめるつもりだからP 名を出したのか!」
もうそりゃいくらでも言える状況だし。

いや、別に誰でも思うことあって言いたいならそれは自由に言っていいし
どうせ嘘も推測も決めつけも混じるんだからそれら全部真に受ける必要もないんだけど
事実じゃないとこまで事実っぽくなっていくのがなーと。

特に、一部では参加した人間は動画を消すべき、
なんて過激なことも言われたりしてて
それと関係なく引退したら動画を消すつもりだったので
ひとり消したから(やめたから)みんなそうするべきだ、とか
参加して消した奴はそれが正しいってういう考えしてるんだ
っていう流れになるのは怖いな~
というわけで、そういうのだけはやめてほしいなーと思ってます。

あまり今日書いた記事への追記、修正は
文章の内容上したくないのでしないつもりですが、
もししたらごめんなさいとしか。

あと、俺が聞いたこと書いてねえぞ! っていう人いるだろうけど、
そこはさ、こんな内容の文章の中でもあえて
「お前もそんなことまで答えてもらえると思ってないだろw」
という言い方させてもらうぜw

色々(HARU☆閣下の政見放送)

 12月9日、ありすえPは自身が作った全動画を削除。 順番に消していったのだが多数の削除追跡隊が現れ、各動画には「ありがとう」のコメントが沢山ついた。 「ニコニコアイドルマスター本スレ」も同様に多数のコメントが寄せられ、華やかな引退となった。

もう更新しないつもりだったけどw

輝け!週マスグランプリ、某作がランクインしてました。
もう動画は無いですけど、ありがとうございました。

まだ週マスのない頃から好き勝手にアイマスMADは作ってたし
もともとは決められた期間で作るなんてタイプじゃなかったけど、
週マスおもしろいなあ、自分のが載ってたらもっといいだろうなあと
動画最低でも週1以上UPしよう!  と思ってしまったのが運のつき。

今までで45作品。
自分の引退作のある週まで皆勤賞で載せていただいてたそうです。
うはw すごいね。むしろ見てくれた人がスゴイ。
wikiも最近全然見てなかったけど充実してて吹いた。
ネットの向こうで知らない誰かがいつも応援してくれてたね。ありがとう。

感謝。(HARU☆閣下の政見放送)


 その他、2007年11月に注目された動画
 ■【新人P】百戦錬磨のアイドル候補生達の実態【歓迎】(おまんP)
 ■アイドルマスター 初音まこ 「みくみくにしてあげる♪」(M@co.jP)
 ■THE iDOLM@STER SINGS ”LOVE”(orgoneP)
 ■アイドルマスター 妄想:美希と、せいこうしてみました(ボストンP)
 ■アイドルマスター 『True My Heart -HARD dRESS STYLE-』(時雨P)
 ■アイドルマスター 千早 月下祭(ダムP)
 ■すごいアイドル雑誌見つけたwwwwwwwwww【アイドルマスター】(ぬいぐる魔P)
 ■【アイドルマスター×エースコンバット6】IDOL COMBAT 6 Full Trailer(Ju-88P)
 ■アイドルマスター 伊織動画 「今日のいおりん」(じろうP)
 ■アイドルマスター 「K」 菊地 真(しゃどP )
 ■「あきらめないで」 6人オンステージ(iuluvasuP)
 ■(アイドルマスターMAD)「罵ってけ!へんたいたーれん(M@STER VERSION)」(ベホイミP)
 ■アイドルマスター LOVEマシーン モーニング娘(takasiP)
 ■アイドルマスター シャングリラステージ!!オールスター 電気グルーヴ(カブキンP)
 ■春香・・・の土下座・・・・(ぷにえP)
 ■アイドルマスター 伊織動画 「今日のいおりん その2」(じろうP)
 ■アイドルマスター 『沈んだ歌姫』 SoundHorizon(かてぃーP)
 ■アイドルマスター 美希よ!トップをねらえ2!(聖上P)
 ■アイドルマスター 「気分上々↑↑」 mihimaru GT(きつねP)
 ■アイドルマスター 全員で まっすぐ M@STER VERSION(MkP)
 ■【アイドルマスター】 春香さんと勝負 カオス空間
 ■アイドルマスター 「ハルカ スクリーミング ショウ」  【闇春香】(なふP)
 ■「恋せよ般若の子」 (般若心経)
 ■アイドルマスター 美希 「チチをもげ! ハイパーもげ!ミックス」(オレスコP )
 ■IDOL M@STER SOLID 【Chapter004】(スネークP)
 ■アイドルマスター ふぃぎゅ@メイト メイド 伊織 亜美 やよい(dodoP)
 ■アイドルマスター 「経験値上昇中☆」 美希・春香・雪歩 Rev.2(yotaP)
 ■MasterArtist 「i」 アイマスオールスター+remix(かよーP)
 ■アイドルマスター ちょっとこいつを見てくれ・・どう思う?(てつろ~p)
 ■アイドルマスター 【MAD】 Red fraction 律子 黒メイド(最東みんくP)

2007年12月

 『週刊アイドルマスターランキング』の制作は亜紀奈Pと中目黒Pが引き継いだ。後に集団制作体制となり「週マス編集部」として制作メンバーを変えながら命脈を繋いでいった。
 12月は「メカ千早」に関する2つ動画が注目を浴びた。メカ千早というのは如月千早の歌う「おはよう!!朝ご飯」が非常にぎこちない歌い方で「まるでロボットが歌ってるようだ」という事から発生したネタで、 アイマスMAD動画初期からあった。 オクラ山ため蔵Pが作った動画はメカ千早が恋するという物語系の手書き動画である。
 ■アイドルマスター 「メカチハヤノ恋」 完成版(オクラ山ため蔵P)

 wandaPが作った「もしメカ千早が小室プロデュースだったら」は「おはよう!!朝ご飯」を歌詞はそのままに「人力VOCALOID」で小室サウンドにしてしまうという驚きのもの。
 ■アイドルマスター もしメカ千早が小室プロデュースだったら(80年代編)(wandaP)

 wandaPはそもそも9月の時点で人力Vocaloidの動画を作成しており、この分野の先駆者。 彼は元々BM98のBMS作者として活動しており、音を弄る事に関しては実力者である。
 イトPの動画は静止画のみで構成されている。これだけだと手抜き動画に思えるかもしれないが、そこはアイマスMADP、この動画には雪歩の魅力とPの愛が溢れている。
 ■アイドルマスター 神曲にのせてゆきぽ♪(イトP)

 ナオキPは映像の美しさに定評がある。
 ■アイドルマスター (MAD PV) ”Flower and Ice” 伊織、雪歩(ナオキP)

 自作3Dで猫雪歩を作ったのはセバスチャンP。文句なしにかわいい。
 ■高いところから降りられない雪歩 【アイドルマスター】(セバスチャンP)
 Short Story版はかつてのFLASH動画の雰囲気も持っている。
 ■Short Story of 高いところから降りられない雪歩(セバスチャンP)
 何でもアリなアイマスMAD動画ならではの動画も2つあった。一つは般若心境と合わせてしまった「古代アイドルマスター教」。
 ■765ドキュメンタリー ~古代アイドルマスター教~(火星人P)
 もう一つはメカPの「除夜 We Go!!」。アイマスの歌に除夜の鐘を合わせるという、この衝撃的な動画は「除夜m@s」という大晦日恒例のジャンルを作った。
 ■アイドルマスター 「除夜 We Go!!」(メカP)

  その他、2007年12月に注目された動画
 ■アイドルマスター 「YATTA!」 H@PPA隊(takiP)
 ■アイドルマスター 『 Ark 』 Sound Horizon(レリヲP)
 ■大偶像峠 with ぷにえ(風のP)
 ■アイドルマスター 髪型かえてみたその2その3(marP)
 ■アイドルマスター 雪歩「Growth」秋色謳華より(シラカワP)
 ■アイドルマスター フッジーサファリパー!(カイザートP)
 ■【手書きアニメ】 アイドルマスター 【完成】(ちつぷP)
 ■アイドルマスター 「とかち未来派Megamix」画(TPTP&友P)
 ■アイドルマスター Perfume Twinkle Snow Powdery Snow PV風(わかむらP)
 ■【アイドルマスター】 カフェ・ド・アイドルへようこそ!(なのP)
 ■アイドルマスター 「メリー」Christmas for you!画(影山P)
 ■アイドルマスター やよい「楽しそうに…ですね!」(とりP)
 ■アイドルマスター 「ふるふるフューチャー☆ Elecとかち Distortion Edit」(TPTP)
 ■アイドルマスター もっともっと雪歩があぅあぅなのです☆ 画(てつろ~P)
 ■アイドル-モビルスーツ変換「団結したらBEYOND THE TIME」(ねむP)
 ■アイドルマスター きしめん(ぬいぐる魔P)
 ■アイドルマスター 「Super Scooter Happy (capsule)」 千早・雪歩(よりみちP)
 ■アイドルマスター 「風邪ひいてばたんきゅー」(まいなP)
 ■アイドルマスター 真くんとやらないか(バラライカPV)(コメートさんP)
 ■アイドルマスター シャッフル風 「アイドル!」(ATollP)
 ■THE iDOLM@STER -MEMORY- - ニコニコ動画(whoP)
 ■アイドルマスター 人として軸がぶれている【非再現】(りんごP)
 ■アイドルマスター 『隣に…』 “Piano Anthem” ver.(Die棟梁P)

    ・
    ・
    ・

 大晦日、桃月Pは『SUPER IDOL RANKING』を公開した。集計期間を「ニコニコ動画(γ)」が始まった2007年3月6日から2007年12月28日までとし、200位までの再生数ランキングだった。
 ■SUPER IDOL RANKING Part1 週刊アイドルマスターランキングスペシャル
 ■SUPER IDOL RANKING Part2 週刊アイドルマスターランキングスペシャル
 ■SUPER IDOL RANKING Part3 週刊アイドルマスターランキングスペシャル
 ■SUPER IDOL RANKING Part4 週刊アイドルマスターランキングスペシャル
 ■SUPER IDOL RANKING Part5 週刊アイドルマスターランキングスペシャル
 ■SUPER IDOL RANKING FINALE 週刊アイドルマスターランキングスペシャル

 6本で計110分に及ぶこの動画は桃月P版週刊アイドルマスターランキングの集大成。 そして明日終わっても仕方がない時代を走り抜けた一年の締めくくりに相応しい、アイマスMAD動画黎明期の集大成であった。

 「Go to the NEXTSTAGE!!」

 アイマスMAD動画は次のステージへ進んでいく。

まぁ何もかもが素晴らしかったのかというとそんな訳はもちろん無くて。
ニコマスと非ニコマス系アイマスファンの摩擦も聞こえなかったわけじゃないし、黒春香関連のくすぶりも残ってた。同人活動でもひと騒動あった。
それでも、明日死んでも仕方ねえやって時代は遠ざかっていったのだと思う。
ニコマスは07年にそれだけのものを積み上げた。
次の時代まで死なずに走り抜けちまった。
まだ見ぬ08年に対して感じていた思いは楽しみの方が遙かに強かった。
そんな時期だったように思う。

ニコマス私史書いてみようと思ったけど無理だったDamehumanoid 曰く

3.アイマスMAD動画の界隈構造

 「THE iDOLM@STER」はゲームソフトである。そして同時に、MAD動画制作に必要な素材を出力する「ツール」として機能した。 このツールを用いて、アイマスMAD動画を制作するアイマスMADP。制作したアイマスMAD動画公開の場である『ニコニコ動画』。 そこに投稿されたアイマスMAD動画とそれの制作者を紹介する紹介系サイト。 更には「【ニコニコ】 アイドルマスター【THE IDOLM@STER】」スレッドをはじめとする、『YouTube@2ch掲示板』。 これらによってアイマスMAD動画の界隈が構成された。
 アイマスMAD界はシステム構成から見ると「動画共有サイト」「ブログ」「SNS」「掲示板とwiki」という要素があり、 そのユーザーとして「アイマスMADP」「視聴者」という要素がある。

■動画共有サイト
 制作したアイマスMAD動画をお披露目する場は『ニコニコ動画』。 アイマスMAD動画は別名として「ニコマス」と言われるように、『ニコニコ動画』という場があって成り立つものと言える。 最初期は『youtube』がその場であった。それが『ニコニコ動画』一辺倒になった理由は「コメント機能」の存在である。 そしてコメント機能がもたらしたのは「ライブ感」であった。 動画の今再生されている時間に紐付いたコメントを投入できる。そのコメントが動画に被せる形で表示される。 これにより動画とコメントが一体化し、恰も「みんなで同じ時間に当該動画を見ている」感じに錯覚させた。
 『ニコニコ動画』の他に重要な動画共有サイトとして『Stage6』があった。 これはアメリカの動画共有サイトだが、ここの特徴は動画を高画質で投稿出来る事である。 アイマスMAD動画の素材を共有する場として機能し、 それは「借り物P」という”Xbox360版「THE iDOLM@STER」を所有していないアイマスMADP”という存在を可能にした。 これはアイマスMADPが数多くいた理由の一つといえる。

■ブログ
 ブログの使用目的としてアイマスMADPだと例えば動画制作の感想を書いたり、制作日記を書いたり、 また、2007年当時はまだ「サイト巡回」という文化が残っていたことから、アイマスMADPのブログは動画を投稿したお知らせにも使われた。
 アイマスMAD界において、特徴的だったのは「紹介系サイト(見る専ブログ)」の存在である。 動画視聴者は当該動画に感想をコメントするだけではなく、その思いをブログを使って書いた。 また、それを共有する事でアイマスMAD動画を外へ広めようとする活動もあった。尤も、界隈外への影響力は低かったのも事実であったが。 彼らはアイマスMADPよりも下の存在として見られがちだったし、時に炎上するような話題も振りまいたが、 アイマスMAD界を下支えしていた事は間違いが無いところである。 それは後年、彼らの下支えがほぼ無くなったアイマスMAD動画が、 まだそれなりに再生数を維持出来ているもののウェブ全体から見た存在感は皆無になった事からも解る。

■SNS
 SNSとしては『Twitter』が2007年6月頃から使われ始める。 2008年1月にはオンナスキーP、しーなP、わかむらPなどの有名P達が『Twitter』を始め、急速に広まっていった。

■掲示板とwiki
 『2ちゃんねる』に「【ニコニコ】 アイドルマスター【THE IDOLM@STER】」スレッド(本スレ)や「【ニコニコ】底辺Pの集い【アイドルマスター】」スレッド、「【ニコニコ】iM@S架空戦記シリーズ【アイドルマスター】」スレッド、「ニコマス 議論隔離スレ」スレッド等があった。 また、それに付随する纏めwikiが作られた。 アイマスMAD動画の巨大なデータベースである『The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki』の更新作業は「【ニコニコ】 アイドルマスター【THE IDOLM@STER】」スレッドの住民が中心となっていた。

①「【ニコニコ】 アイドルマスター【THE IDOLM@STER】」(通称ニコマススレ。2007.02.01~)【wiki
②「【ニコニコ】見る専祭りスレ【アイドルマスター】」(ニコマススレ発祥のイベント用スレッド。2008.01.24~)
③「ニコマス 議論隔離スレ」(ニコマススレから分離。2007.08.27~)【wiki
④「【ニコニコ】底辺Pの集い【アイドルマスター】」(2007.07.19~)【wiki
⑤「【ニコニコ】 アイドルマスター MAD制作者の集い 【THE IDOLM@STER】」(2007.08.10~)
⑥「【ニコニコ】iM@S架空戦記シリーズ【アイドルマスター】」(2007.09.09~)【wiki】【wiki
⑦「【ニコニコ】Novelsm@sterスレ【アイドルマスター二次創作】」(2008.02.17~)【wiki


4.評論

 2006年夏、「Xbox360版 THE iDOLM@STER」は「THE iDOLM@STER 一周年記念ライブ」、そして「東京ゲームショウ2006」において公開される。 見た人はその滑らかな動きに驚き、ウェブ上では多くの個人サイトがこれを取り上げた。
 2007年1月、「Xbox360版 THE iDOLM@STER」が発売された。このゲームには他の物には無い特徴があった。 それは、ウェブで公開するコンテンツを制作する際に使う素材を吐き出す「ツール」としての優秀さであった。

 「Xbox360版 THE iDOLM@STER」の動画は『YouTube』で多くの人が目にする事となる。 投稿された動画の中でも特に 『THE IDOLM@STER アイドルマスター とかちつくちて ソロ』は「溶かしつくして」の部分がどう聞いても「とかちつくちて」聞こえる舌っ足らずさが話題に、 『THE IDOLM@STER アイドルマスター relations 演歌ver.』は妙に演歌くさい歌唱法が「ロリ演歌」として話題となった。 星井美希にセクハラする『セクハラP』は個人ニュースサイトで数多く取り上げられた。

 投稿された動画の中にはプレイ動画そのものもあれば、改変を施したものもある。 『tUNAK M@ster (THE iDOLM@STER アイドルマスター インド版)』 『アイドルマスター やよい もじぴったん』 は改変されたもの、まさにMAD動画であった。「Xbox360版 THE iDOLM@STER」の映像を使ったアイマスMAD動画の登場である。 そしてこれらのMAD動画に触発され、動画制作者が次々と現れ、動画が量産されていった。
 2007年3月6日、『ニコニコ動画』は動画投稿のための「SMILEVIDEO」サービスを実装した。 『ニコニコ動画』のコメント機能がもたらした、動画とコメントの一体化によるライブ感は本当に新鮮だった。アイマスMAD動画は『ニコニコ動画』に投稿されていった。

 最初期のアイマスMAD動画はMAD動画でありながら違和感を無くす事を目標にしており、歌とダンスがシンクロする事による爽快感が重要だった。 『THE iDOLM@STER 「エレクトロ・ワールド」 by 雪歩・伊織・やよい』 『THE iDOLM@STER 「コンピューターシティ」 by 真・美希・雪歩』の2作は 数多く作られた「アイドルマスター × perfume」の先駆けとして、 『アイドルマスター KOTOKO Princess Bride!』は初期アイマスMAD動画の完成形としてMAD動画の歴史に記録すべきものである。 キャラクターの魅力を合わせる音楽によって引き出し、かつ、使った音楽の魅力も再認識させるのがアイマスMAD動画であった。

 アイマスMAD動画のファンが増えれば、それのファンサイトが発生するのは自明である。 アイマスMAD動画を紹介する紹介系サイト(見る専ブログ)は、ファンサイトとして動画の感想を書いているに留まらず、 サイト管理人各々の個性で動画を宣伝した。動画を作らず文で勝負する彼らは彼らの方法でアイマスMAD動画を盛り上げようとした。彼らの役割は下支えであった。

 こうしてアイマスMAD動画には動画を作る為の素材、動画の制作者、動画を公開する場、動画の宣伝役、これらが揃い、アイマスMAD界が形成されたのである。

 週刊アイドルマスターランキングの開始はアイマスMAD動画が大量生産されている事を示し、 しかも動画の生産工場である動画制作者はさらに急増していった。動画制作者が黎明期ですら通算1000人を超えたアイマスMAD界。 その中でも特に実力があり、他の動画制作者達のお手本となった人達は「頂点P」と呼ばれた。 先駆者の「オンナスキーP」「蔵人P」、プロとして実績があり技術力と発想力が豊富な「わかむらP」と「えこP」、シンクロのセンスが圧倒的な「しーなP」、作家性が光る「RidgerP」、 奇才「とかち未来派氏」等が頂点Pとして挙げられる。 頂点P達に刺激され、他の動画制作者達は技術を上げていき、日々多数投稿されるアイマスMAD動画の完成度は全体的に上っていった。 そして、彼らはゲーム画面という限られた素材を使って新しい見せ方を模索した。
 大量な数の動画制作者がいる事は様々な背景を持つ制作者が存在するという事であり、動画の進化・多様性に繋がった。 更には絵師の流入により、ゲーム動画を使わずに、音楽・シナリオ・ネタにあった絵を自ら描く動画が目立つようになった。 アイマスキャラを絡ませたゲームプレイ動画を制作する等 旧来のアイマスMAD形式に拘らない動画が現れた。他にも「講座」「旅」「ドラマ」「サウンドノベル」・・・ どんなネタでも吸収出来る懐の深さと多様性はアイマスMAD界の大きな大きな強みだった。

 どんな歌を使っても発想によって傑作が生まれる事を証明した『iDOLM@STER&JB 『TURN ME LOOSE, I'M Dr.FEELGOOD』』。 キャラクターの切り抜きでゲーム画面感を消し、更なるPV化を進めた『アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風』『アイドルマスター ロケットガール 高槻やよい 「GO MY WAY!!」』 。これらは初期アイマスMAD動画からの脱皮を促進させた。 『アイドルマスターのようなもの 律子 恋するギョウザ』は手書き動画の先駆け、 『閣下で三国統一を目指してみる』はiM@S架空戦記シリーズを生み出し、 『VOCALOID持ってないのでHARUCALOIDに歌わせてみた(未完成版)』から人力Vocaloidが始まり、 『アイドルマスター 春閣下 洗脳・搾取・虎の巻 圧縮版』はコメントと一体化したニコニコ動画らしい動画と言えた。

 複数の人間が関わる「底辺P祭」「iM@S KAKU-tail Party」「im@s MAD Survival Championship」の成功はアイマスMAD界に更なる自信を与え、「とりあえずやってみよう」精神が培われていった。 イベントにおいて動画制作者の数が揃い企画を成功に導ける団結もアイマスMAD界の強みだった。 どんなネタでも吸収出来る懐の深さと多様性、とりあえずやってみよう精神は翌年6月の「24時間アイマスTv!~みんなまとめてアイドルマスター~」という超大型企画を成功させるという大快挙に繋がった。

 勿論全てが良い事だったわけではなく、騒動事もあったし、悪口を言う場もあった。動画制作者と見る専には階級差があった。それでもそれは疾走しているアイマスMAD界全体から見れば小さな事でしかなかった。

 2007年の大晦日に投稿された『週刊アイドルマスターランキング』の特別版、『SUPER IDOL RANKING』は一年の締めくくりに相応しい動画であった。 アイマスMAD界は明日終わっても仕方がない時代を走り抜けた。

 「明日終わっても仕方がない」

 この言葉こそアイマスMAD界一番の推進力だった。 あの頃、アイマスMAD動画がこれほど長く続くとは思わなかったし、寧ろ何時動画が消されるかに怯えつつ前へ突き進んでいった時代。 だからこそ電車に乗り遅れないように騒げるうちに騒いでやろうと、爪跡を残してやろうと生き急いだこの一年はダイナミックに物事が進んでいった。 同時に、アイマスMAD動画に関する一連の出来事は所詮「ポケットの中の祭り」だった。 更なる広がりを見せていたウェブの中でアイマスMAD界は小さな存在だったし、 『ニコニコ動画』という舞台上であってもその後の展開で「VOCALOID」「東方Project」に適うはずもなかった。 ユーザーによる創作を前提にしているVOCALOIDや同人ソフトのオリジナルキャラクターで二次創作がしやすい東方Projectに比べて、 商業の完成された作品を元にし著作権違反をする事で成り立つアイマスMAD動画には将来の展開に限界があった。 とは言え、アイマスMAD界が先に行なった幾つかの事は『ニコニコ動画』内の他ジャンルが後追いしたのもまた事実である。 アイマスMAD動画が公式な記録に残らないのは仕方のない事。黒動画なのだから。 然し、記録には残らないとしても爪跡は確実に残した。P名文化はVOCALOIDへ伝わったし、他にもタグによる投稿イベント、複数投稿者による合作企画 、動画リレーによる24時間番組、人力VOCALOID。『ニコニコ動画』の歴史を考えた時にアイマスMAD動画を無視して如何に語れようか。

 その後のアイマスMAD動画は2008年に全盛期を向かえ、幾度か衰退論が上がりつつも2011年辺りまでは勢いを維持した。 恐れていた動画の削除が一部で現実になったのは黎明期から10年後の事である。

参考文献

[ウェブ]『The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki』 、2007年~

[書籍]たいとく、かな、いずみの、大工、敷居 「敷居の部屋の関係(relations) -ニコマスとともに歩んだ男たち-」 敷居亭(同人サークル)、2009年 PDF有り

[ウェブ]『ニコニコ大百科』 、2008年~

[ウェブ]Sakuraba 『アイマスMADを中心としたコミュニティの発展に関する研究』 WebsiteMAP βVersion、2008年