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◆VNIの黄昏

2006-08-28
 太平洋戦争は1941年12月8日の真珠湾攻撃もしくはコタバル上陸に始まり、1945年8月15日の停戦、もしくは9月2日の降伏調印で終わる。つまり、期間は(1941.12.08〜1945.8.15)もしくは(1941.12.08〜1945.9.2)である。

 テキストサイトブームの始まりは『侍魂』が先行者ネタを公開した01年3月3日である。これは色々な人が言っているし、私もそれで良いと思っている。確かにあの文がきっかけだと思う。では終わりはどこに定めればよいだろうか。テキストサイトブームの終わりはここだなんていっている人はいないし考えたことも無いだろう。しかし年表をつくってそこにテキストサイトブームという項目を入れるならばどうしてもその期間を書かねばならない。

2001年〜2002年 テキストサイトブーム
2001年3月〜 テキストサイトブーム

などと日付をアバウトに書く手もある。これも立派な手法で、そうせざるを得ないこともある。それこそなんちゃらブームというのはいつの間にか始まっていつのまにか終わっているものなので明確な日付を決めることが不可能なこともあるだろう。とは言ってもきちんと調べて、始まりと終わりに相応しい出来事があるのなら、何年何月何日〜何年何月何日としたいものだ。

 物事手始めとしてここで言うテキストサイトブームの定義を明確にしなければならない。現状ではテキストサイトブームの定義が人によって違っており、それはネット文化研究が学問として成り立っていない現状ではしかたがない。

テキストサイトブーム: (『ろじっくぱらだいす』『侍魂』『ちゆ12歳』などの活躍によって)テキストサイトが人気になり、 テキストサイトが急増した現象のこと。

と、ここでは定義する。

となるとテキストサイトブームの終わりとして相応しい出来事はテキストサイトの急増が終わるきっかけとなった出来事ということになる。


2006-08-29
 テキストサイトブームにおいて最重要サイトを挙げるならば

『ろじっくぱらだいす』『侍魂』『ちゆ12歳』

だろう。次点として

『斬鉄剣』『無題』

といった所か。そして、彼らを模倣したサイトが急増し、テキストサイト界という勢力ができた。何故あの時、テキストサイトというものを多くの人が作ったのだろうか。

 インターネットにより人々は自分の持っている技術を多くの人に見てもらう機会を得た。しかし、殆どの人は公開できるような技術を持っていなかった。例えばイラスト技術とかアプリケーションソフトを作れるだけのプログラム技術とか、 そういった技術は義務教育では教わらない。自ら道を選び努力した人でなければ、そういった技術は持っていない。

 しかし文は誰でも書いたことがあるし、書ける。だれだって小学校で作文を書かされた経験はある。そして文は絵と違って、上手い下手がはっきりとは見えない。イラストサイトは出来なくても、自作ソフトウェアを公開するサイトは出来なくとも、テキストサイトなら出来ると思った人は多かったのだと思う。いわゆる「フォント弄り」技術も解りやすい技術で真似しやすかった。

 テキストサイトは急増した。そしてその多くはすぐに消えていった。


2006-08-30
 01年後半はテキストサイト界が最も勢いのある時期であった。『ろじぱら』『兄貴の館』等の痛い系サイトがリレーで「やおいSS」を書く企画「学園天国」。「堕落誌〜塾憂〜」が仕掛けて盛り上がった「アクセスアップ論」「アクセス数至上主義」。「テキストサイト論」的な文を書くサイトも多かった。『斬鉄剣』なんかはその代表格だろう。もっとも『斬鉄剣』の文には批判が多かったが・・・・・・『無題』を中心とした斬鉄剣批判は大いに盛り上がった。テキストサイトをレビューするサイトなんてのが現れた。ちゆクローン、いわゆるVNI系が現れたのもこの時期だ。

 この頃のテキストサイト界には自己満足な日記ではなく読者が楽しめる文、価値のある文を書かなくてはならないという風潮というか空気というか、そんなものがあったように感じる。侍魂以後のサイトには、『侍魂』のように有名になるぞという野心と気合が感じられた。

 とはいっても今言ったのは中堅以上のサイトの話であって大多数のサイトは、とりあえず「フォント弄り」を使って、自分だけが面白いと思っている文を公開しているだけであった。そしてそういったサイトは長続きせずに、すぐに消えていった。テキストサイトである以上、どうしても他者が見て面白い文を書かねばならない。それを毎日のように、そして長く続けなければばらない。批判されることも多い。テキストサイトの難易度の高さに人々は気がついていった。

 02年になると、『侍魂』は殆ど更新しなくなり、リーダーシップを発揮していた『兄貴の館』は閉鎖。テキストサイトブームは下火になった。しかしVNI系は02年に入り、より勢いを増していくのである。


2006-08-31
 01年8月、『ちゆ12歳』の模倣サイトである『ちよ74歳』が現れた。それ以降、『ちゆ12歳』の模倣サイトが増えていき、それらは量産型VNIと呼ばれた。

 VNI系は多くが「ちゆフォーマット」という同じデザインを使っており、「ちゆフォーマット」を使っている者同士でリンクしあい、話題を共有した。この現象は、後に輸入される「Blog」と同じである。他にも、ちゆフォーマットとBlogは共通点が多い。デザインも似ている。ちゆフォーマットは優れたフォーマットだった。

 ただ一点・・・「ちゆフォーマット」と「Blog」には大きな違いがある。Blogというものは何を書こうが自由。つまらない内輪日記を書いても無視されてアクセス数が伸びないだけ。「ちゆフォーマット」はどうだろうか。VNIの母・『ちゆ12歳』の分類は「テキストサイト」である。

テキストサイト界には自己満足な日記ではなく読者が楽しめる文、 価値のある文を書かなくてはならないという風潮がある。

「ちゆフォーマット」を使ったVNIはテキストサイト界の一派閥なのだ。「面白くあること」が問われるのである。

 02年春、増加していくVNI達は次々とオンラインゲームに引きずり込まれていった。

RagnarokOnlineに・・・・・・。


2006-09-03
02年4月13日、『さやさや18歳』開設。
02年5月1日〜、『晴子28歳』がRO日記に。
02年5月8日〜、『名雪17歳』がRO日記に。

 VNIは繋がりが強い。馴れ合っていると言ってしまってもいいだろう。だからROは瞬く間にVNI界に広まっていった。そして彼らを見たROプレイヤーによってRO日記をコンテンツにするVNI、ROVNIが数多く作られた。

 ROVNIはVNIだからテキストサイトということになる。しかしROVNIは他テキストサイトとは決定的な違いがある。それはROVNIはテキストサイトをやろうと思ったわけではないということ。彼らは『ラグナロク・ナウ』『RODN』等のRO総合情報サイトのリンクから『さやさや18歳』の日記を見て、さやさやを真似てRO日記を書こうと思っただけだ。

 テキストサイトの管理人の多くは『侍魂』『ろじっくぱらだいす』『ちゆ12歳』を見て感銘を受けた。そして自分も彼らのようになろうと思った。

 ROVNIは『侍魂』『ろじっくぱらだいす』『ちゆ12歳』なんて知らないか知ってても少し見た程度。だからROVNIの中にはちゆフォーマットを使っていながら『ちゆ12歳』へのリンクが貼られていないものがあった。彼らにとっては「ちゆフォーマット」ではなく「さやさやフォーマット」なのだろう。「テキストサイト論」「アクセスアップ論」なんて言葉は当然知らない。しかし、彼らの分類はテキストサイトなのである。

 ROVNIはテキストサイトであってテキストサイトではない。そしてROVNIのコンテンツは「ROプレイ日記」であり、その多くが「自分だけ身内だけが面白いと思っている文」であった。テキストサイトのあるべき姿からは程遠い。「フォント弄り」を使って、自分だけが面白いと思っている文を公開している侍魂模倣サイトと同じである。

 9月、ROVNIは増える一方であった。そしてバーチャルネットアイドル総合ウォッチPART3ではROVNI叩きが加速していった。


2006-09-08
 テキストサイト界には自己満足な日記ではなく読者が楽しめる文、 価値のある文を書かなくてはならないという風潮がある。

 「自分だけ身内だけが面白いと思っている日記」だけがコンテンツである場合が多いROVNIに対し、 いち早く批判をしたのはVNIの『花火雪月花』であった。7月、『花火雪月花』はこう言ってROVNIを批判した。

「・・・厭味ですか・・・。ともかく私はこれまでサクラ大戦のことや管理人の考えなどを、拙い文章ながらそれなりに一生懸命伝えてきました。10HITでも継続的に見て下さっている方がいらっしゃるので嬉しかったです」 「しかし何ですか、ラグナロク日記しかやってないというのは。私より後から出てきたサイトにそういうところが多いような気がします」 「勿論全部が全部ではありませんけどね」 「そういうところが馴れ合いだけでアクセス数を一ヶ月で10000近くマークしているのを見て、正直私は愕然としました。管理人のサイトなんか、10ヶ月でようやく10000ですよ。・・・本当に、呆れました」
「そうはいきませんよ。・・・おそらく、同じような手で新規にVNIを始める方々が今後も出てくることでしょう。そしてそれは明らかに、楽しいニュースとテキストをお茶の間にお届けするVNIの掟を破り、VNI界全体の質を低下させます。・・・いや、私はもう、低下しつつあると見ています」 「・・・す、凄いこと言っちゃいましたね。明日メールボックス見たらウイルスがうようよしてるかも・・・」 「だから、もう私はVNIという世界にいるのは無意味だと思いました。勿論、素晴らしいサイト様は沢山あります。毎日色々なところから情報を集めてきてニュースを作ったり、おそらくは数時間も書けて論理的かつ面白いテキストを書き上げたり・・・そういう努力をしているサイト様には本当に拍手を送りたいと思います。しかし、上に挙げたようなサイトが蔓延することで、テキストやカウンタの意義、果てはVNIという存在自体が軽々しく扱われてしまうような気がしてならないのです。そしてそれは質の高い更新を続けるトップレベルのVNIの方々に対し、非常に失礼なことだと思います。」

 しかし、弱小サイトだった『花火雪月花』がROVNIを批判したところで何かが変わるわけでもなく、ROVNIは増加し続けた。

 9月、バーチャルネットアイドル総合ウォッチPART3ではROVNI叩きが加速。そしてROVNIを叩くことが目的のVNIが誕生する。

152 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:02/09/04 09:09 CL1LWASc
お前ら、徹底的にRO系VNIを罵倒しまくるだけのVNI欲しいですか?
203 名前:152 投稿日:02/09/05 09:40 jfcx3Lsj
(略)
今回もそれと同じように、さやさやはただ最初にRO系を生み出しただけで、
それをマネしたアフォが悪いのではないかと。
さやさや程度のVNIサイトが1つ2つくらいあっても問題ないでしょう。
みんなが実際嫌がってるのは、劣化コピーが大量発生してることであって。
291 名前:偽さゆりん 投稿日:02/09/07 15:38 gRyAm33O
お前ら、出来ましたよーっ。
http://members.tripod.co.jp/sayuri18/
鳥ってなんだか重いですね……。あははー……。

 こうして偽さゆりん(=152)はアンチROVNIサイト、『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳(偽者)』を開設させた。

はじめまして。私は、仮想世界に生きる”電子の厨房”佐祐理といいます。Kanonの倉田佐祐理よりもVNIの厨房さゆりんの方が(・∀・)イイ!!というヲチャー達を楽しませつつRO廃人どもを罵倒するために生まれた新しい形のVNIです。どうかよろしくお願いします。

 偽さゆりんはVNIヲチスレ住民の期待を受けROVNI叩きを開始した。が、思わぬ敵が登場し、偽さゆりんはその敵に翻弄されてしまうことになるのである。

303 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日:02/09/07 20:59 ISZTRgem
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/5466/
新着ROVNI


2006-09-25
 ROVNIを叩くためだけのサイト『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳(偽さゆりん)』は2つのサイトに負けてしまう。 それは『るぅりん☆6歳』と『レイホウ19歳』であった。

 『るぅりん☆6歳』には「面白さ」で負けた。

 『るぅりん☆6歳』は偽さゆりんが持つROVNIのイメージ 「ウザいキャラ」「ムカつく語尾」「有名人とのSS」「貢ぎ物」「ノーマナー」「死にオチ」「自己中心の日記」 をそのまま演じて、面白い文を書いてみせた。これにより偽さゆりんが主張したROVNI(ROプレイ日記)は面白くないという説が崩れてしまった。 さらに『るぅりん☆6歳』は『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』をヲチし、煽った。これにより、本来であれば『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』がROVNIをヲチし、からかうという構図であったはずが、ROVNI(るぅりん☆6歳)が『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』をヲチし、からかうという逆の状態になってしまった。

 『レイホウ19歳』には論戦で負けた。

 偽さゆりんにとってはROVNIが挑発にのって怒りに任せた反論をしてくると戦い易かったのだろうと思うが、いち早く反応したROVNIの『レイホウ19歳』はそうではなかった。 レイホウ氏の反論は上手かった。例えば、偽さゆりんが「ラグナロク日記書いてるだけの人がアイドルなんですかぁ?」と書いたことに対してレイホウ氏はわざわざ今までの自分の過去の日記を読み返し、
割合
プレイ日記 17 11.4%
馴れ合い 12 8.0%
その他 120 80.5%
という風にラグナロク日記だけを書いてる日が少ないことを具体的な数字で示した。
 こういう風にされると偽さゆりんは反撃のしようがない。実際にラグナロク日記以外が書かれている日が多いのだから。
 こういった場合は「レイホウさんはまともです。私が苦言を呈しているのは他の低質ROVNIサイトなのです。」と言ってレイホウ氏とは戦わない、無視をするのが上策と思うのだが、偽さゆりんはレイホウ氏に下手な反論をしてしまい、自滅してしまうのである。

 こうして2つのサイトに負けた『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』であったが、偽さゆりんが犯した一番大きな判断ミスはROVNI叩きのサイトをVNIフォーマットでやってしまったことであった。
 VNIフォーマットを使った『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』はVNIである。テキストサイトである。つまり『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』は面白くあることが求められるのである。しかし『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』はただの罵倒サイトであり、面白くなかった。だから支持を集められなかった。

『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』は一ヶ月も持たずに閉鎖となった


2006-10-07
 低質ROVNIをVNI界から追い出そうとした『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』であったが、批判に対して反応したROVNIはそれなりに高い質のROVNIばかりであり、偽さゆりんが一番に批判したかった多数の低質ROVNI達は全く反応を見せず、批判は意味のないものに終わった。

 02年9月11日、VNIブックマーク集である『ほかん庫』がROVNI騒動の影響により閉鎖を発表。

  当方が更新の停止を決意した理由と致しましては、各々バーチャルネットアイドル(以下VNI)を一括りに『VNI界』として見た場合、その『VNI界の低質化』の現象が激化しているという事態が直接の理由に当たります。
  VNIというものが一つのジャンルとして認識され始めてから久しい昨今、『VNI界』というジャンルの大きさは予測できない程の広がりを見せました。当方が確認している限り、そのサイト数は700を超えています。
  しかしVNI界の拡大に伴い、それを構成する個々のサイトの低質化も目立つ様になってきたのもまた事実です。
  ネタでは無いのにも拘らず数日で更新を停止してしまっているサイト。アクセス数稼ぎの為に無意味にちゆフォーマットを採用し、VNIを名乗るサイト。これが原因の全てではありませんが、この様な例を挙げ始めたら限がありません。
  そしてそれらサイトの中には、ちゆ12歳様にリンクを張っていないサイトも多数見られます。
  勿論ちゆ様がそれを強制・推奨しているわけではありませんが、フォーマットを借用している以上、敬意、場合によっては謝罪の念を払うためにリンクを張るのは『VNI』を名乗る者として当然の行為だと、当方はそう考えております。

  氷瀬秋子氏から『ほかん庫(仮)』を受け継いだ時点で当方の中に在った、VNIらに対する期待と興味は、既に現時点では欠片程も残っておりません。VNI界を一ブックマーク集ページとしてまったりと見つめ続けるのは、時間の浪費と判断致しました。
  結局は、「ちゆって誰?」と言い出す人間(最早VNIではない)が出現しそうな勢いで、それら劣化コピーとも言い難いサイトが増え続ける現状を冷静に静観し続けられるほど、当方は大人でもなかったという話です。

 9月30日、『バーチャル厨房アイドル佐祐理18歳』が閉鎖となり、ROVNI騒動は終わる。拡大を続けていたVNI界であったが、この騒動により、ブックマーク集を失ったことで縮小に転じた。

             ・  ・  ・

 01年3月3日、『侍魂』は「先行者ネタ」を公開、一大ブームとなった。それによって、人々は『侍魂』『ろじっくぱらだいす』『ちゆ12歳』に憧れ、「面白い文のサイト」を作ろうと思った。作れると思った。だから多くの人がテキストサイトを作った。

 インターネットにより人々は自分の持っている技術を多くの人に見てもらう機会を得た。しかし、殆どの人は公開できるような技術を持っていない。例えばイラスト技術とかアプリケーションソフトを作れるだけのプログラム技術とか、そういった技術は義務教育では教わらない。自ら道を選び努力した人でなければ、そういった技術は持っていない・・・・・

 でも文なら書けると思った。

 しかし、沢山作られたテキストサイトの殆どはすぐに消えていった。テキストサイトブームによってわかったことは、面白い文を書くということはイラストを描いたり、アプリケーションソフトを作ったりするのと同じように難易度が高いという現実・・・本人が面白いと思って書いてる文も所詮「自分だけ身内だけが面白いと思っている文」でしかなかったという現実・・・・・・

 そして最後は「自分だけ身内だけが面白いと思っている文」を書いているサイト達によってブックマーク集が潰され、テキストサイトブームは終わったのであった。