■メニュー: |TOPインターネットの歴史個人サイトが多めなインターネットの歴史年表テキストサイトの歴史RagnarokOnline(JP)の歴史RagnarokOnline(JP)の歴史年表アイマスMADの黎明期アイマスMADを中心としたコミュニティの発展に関する研究ニコニコ動画で見るFLASH黄金時代「東日本大震災発生に伴うインターネット上の出来事と話題」日表ドラゴンクエストXベータテスト年表自己顕示欲充足システムに飲み込まれる登山者と事故の危険性 〜インターネットの普及による山行への影響について『ヤマレコ』を事例にして〜 『佐倉葉ウェブ文化研究室』10+3年の歩み倉庫

■RagnarokOnline(JP)の歴史: α/β1/β2/Episode1.5/Episode2.0/Episode3.0/ Episode4.0/Episode4.5/Episode5.0/

Episode5.0 (05年10月25日〜07年07月03日)

BOTterとの戦い
 05年12月、ガンホーとグラヴィティはBOT対策として「nProtect GameGuard」を導入し、 RO開発運営側とBOT開発者との競争が始まった。 β1後期から好き勝手に荒らしまくってきたBOTter達に対し、RO開発運営側とプレイヤーは一矢報いることが出来るのだろうか。

ラグブログ(2005.11.12〜2006.01.31)
 ガンホーがアメーバブログと共同で11月22日よりROコミュニティのためのBlogサービスを始める。 アメーバブログにはラグブログ用のブログスキンが用意された。 ラグブログ事務局発信の最新ニュース、ユーザー主催のイベント内容をトラックバックで送信する「ユーザーイベント情報」。 事務局主催の「スクリーンショットコンテスト」はトラックバックで応募する。 コミュニティ支援が目的なのだろうが全く盛り上がらず。 「スクリーンショットコンテスト」にはBOTが活動しているスクリーンショットが応募される始末。 ラグブログサービスは「スクリーンショットコンテスト」が終わった後、終了になった。
必要とされなかったラグブログ
 jRO公式コミュニティ支援「ラグブログ」は実験的企画な匂いがするので成功も不成功もないような気がする。 あえて言うなら「必要とされなかった」という感じだろうか。 β1時代のjRO公式にはファンサイトへのリンクがあったし、掲示板もあり、一定の役割を果した。 当時はjRO公式のコミュニティ支援が必要だった。
 しかし今は違う。ROコミュニティが始まってからすでに4年経っており、 大きくなったROコミュニティには必要なものの殆どがプレイヤーの手で用意されている。 例えば公式ファンサイトリンクが無くても、RAGNAROK SearchとRO.Engineがその代わりを務めている。 総合情報も特化情報もアンテナもイベントも大型掲示板も全てプレイヤーの手で用意されている。 その中でガンホーが現状以上にコミュニティ支援をやる必要は無く、需要も無い。 ラグブログが話題にならなかったのは当然のことに思える。

Zeny無限増殖(2005.11.29〜2005.12.01)
 3rdアニバーサリーイベントの中で「商人組合員NPCとのアイテム交換」において
----------------------------------------------------------------
1.ゲフェンで青ジェム20個購入
2.プロンテラにいるNPCにて青ジェム20→赤5黄5に変換
3.イズルードにいるNPCにて赤J5黄J5→アクアマリン5に変換
4.売却
----------------------------------------------------------------
の手順でZenyを増やすことが出来る仕様が発覚。容易に短時間で相当の額を稼ぐことが出来る。
 これに対しガンホーは12月1日にメンテナンスを実施し、NPCの設定を変更したが巻き戻しは行わず。 理由はゲームバランス全体に深刻な影響を及ぼす内容ではないため。
やったもの勝ち
 確かに、長きに渡るBOTの活動により市場はすでに崩壊している状態なので、 このようなZeny無限増殖があったところで大した影響は無いのかもしれない。 しかし一部のプレイヤーがこのZeny無限増殖を使ってかなりの額を稼いだことも事実。 β2時代から何度も見た「やったもの勝ち」の構図、3年経っても変わることはなかった。

正式サービス開始より3周年(2005.11.30)

こんばんは、ラグナロクオンライン運営チームです。
明日12月1日、00時00分を持ちまして
ラグナロクオンラインは正式サービス開始より3周年を迎える事となりました。
これより、皆様とともにカウントダウンにてその時を迎えたいと思います。
また、カウントダウン終了後には、日頃の感謝を込め
ささやかではありますが、お祝いをさせていただきます。

それでは、カウントダウンを開始いたします。
30
15
5
3
2
1
Happy 3rd Anniversary !
ワールドアナウンス
この後、2周年時と同様にイベントバフォメットが街を襲撃。

公式クライアントに不正ツール混入(2005.12.11)
 12月11日、公式クライアント(05.11.11版)に、"imm32.dll"というファイルが混入していることが プレイヤーの手によって確認される。 このimm32.dllはクライアントを多重起動させるためのファイルで、チートツールで使われているファイル。
 このことについてガンホーはグラヴィティがフルクライアントのプログラムを作成している過程で、 誤って不要なファイルが混入してしまったと説明。 このクライアントを同梱していた「はじめてのラグナロクオンライン Ver.4 」は回収になった。

nProtect GameGuard導入(2005.12.14)
 これまで何度かBOT対策が行われてきたが、どれも一時的なもので終わり、 02年4月から今までBOTは我が物顔で動いていた。
 05年12月、ガンホーはグラヴィティと連名で新たな不正ツール対策を行うと発表。 ROにオンラインゲームセキュリティソリューション「nProtect GameGuard」を導入した。 自信を覗かせるガンホーに対し、プレイヤーは半分期待、半分懐疑的な目で見ていたがnProtectは効果を発揮。 BOT絶滅とはいかなかったが、数を減らすことに成功した。
資料:不正ツール利用者に対する取組みについて (jRO公式)
資料:BOTとnProtectとグループ企業ネトゲナウブログ
資料:韓国における,オンラインゲームハッキング防止ソリューションの今日4Gamer

バトルアックス錬金(2006.01.10〜2006.01.17)
 初心者修練場で商人適正になるとバトルアックス等が手に入る。 1月10日深夜、Urdrにノービスが大量発生。
新たにキャラクターを作成し初心者修練場でのアイテム取得を繰り返し行うことを目的としたBOTであることが確認される。 取得したアイテムをOC10で売るとキャラクター1体につき約6kの稼ぎになる。Urdr住民とBOTの戦い勃発。 Urdr住民とBOTの一進一退の攻防が続いていた17日22時、ガンホーは緊急メンテナンス。 初心者修練場で手に入るものは売却しても金にならない初心者系アイテムのみに変更した。
Urdr住民vsBOT戦争(2006.01.11〜2006.01.17)
 バトルアックス錬金を狙ったBOTが大量発生。それに対しUrdr住民が阻止行動にでた。
----------------------------------------------------------------
アルベルタの戦い(2006.01.11〜2006.01.14)
 BOTは商人ギルドで生まれ、アルベルタ南カプラまで歩きそこで倉庫を使う。 そこでUrdr住民は南カプラ前に枝MOBを撒き、BOTを殺す事にした。
 それに対しBOTは殺されてアルベルタ北カプラで復活すると、そこで倉庫を利用するように変更。 Urdr住民は北カプラ前にも枝MOBを撒くもBOTは無敵時間内に倉庫利用を完了していた。 Urdr住民は商人ギルドから常時ポータルでBOTを飛ばすことにするもBOTは蝶の羽パケットを使い戻ってきた。
----------------------------------------------------------------
アサシンギルド隔離(2006.01.14)
 Urdr住民は商人ギルドからアサシンギルドにBOTを飛ばし、 蝶の羽パケットを使う前に更にポタで飛ばして、強引に自動セーブさせ、 蝶の羽パケットでは街には戻れないようにした。
 それに対しBOTは歩いてモロクまで戻り、そこで倉庫を使うように変更した。 Urdr住民は出口にポータルを置きアサシンギルドから出られないようにした。
----------------------------------------------------------------
商人ギルドポータル攻防戦(2006.01.15)
 BOTは商人ギルドからアサシンギルドにBOTを飛ばしているポータルを封じるため 商人ギルドにチャット立てノビを置いた。
 これに対しUrdr住民はBBとIWを併用してチャット立てノービスをノックバックさせ、ポータル再開。 しかしBOTは死んだフリを取得したノービスを用意、チャットノービスで死んだ振りをすることでBBを回避。 ポータルを封じた。
 ついに商人ギルドから出ることができたBOTは北カプラに向けて移動。 Urdr住民はIWで進路を塞ぐも次々と現れるBOTを防ぎきることは出来なかった。 ちなみにGMが一瞬だけ現れ、ポータルを封じているBOTをアサシンギルドに飛ばした。
----------------------------------------------------------------
ロキの叫び(2006.01.17)
 今のBOTは応急手当を利用してパケットを解析しないと蝶の羽パケットを使えない。 Urdr住民は「ロキの叫び」を利用して、BOTがスキルを使えないようにすることで、 BOTにパケットを取得させないようにした。 何時間にも渡ってひたすら「ロキの叫び」を使い続ける様はBOTが蔓延る世界に対するまさに「叫び」であった。
----------------------------------------------------------------
 17日22時、ガンホーは緊急メンテナンスをし、Urdr住民とBOTの戦いは終わった。
資料:UrdrにBOTノビ大量発生 その結末BOTNEWS

アサシンギルド事件(2006.05.20)
 nProtectは実装当初こそ絶大な効果を示すも次第に勢いは失せ、BOTは再び我が物顔で振る舞い始めた。そんな中、プレイヤーの一部はBOTterの好きにはさせまいと BOTをポタでアサシンギルドに飛ばして隔離する作戦を行う。
 5月20日、ガンホーはBOTのアサシンギルド隔離を行っているプレイヤー達に対し、アサシンギルドからの退場を要請し、 指示に従わない場合はアカウント停止の処置を行うと勧告した。 プレイヤーは隔離されているBOT達をどうするのかゲームマスターに聞いたがゲームマスターはその事についてはコメントせず、 いわゆるテンプレ回答に終始。 さらにこの出来事を『BOTNEWS』が「ガンホーがBOTを救出した」と煽る文を書いた。
「ガンホーが頼りないためにプレイヤーがBOT排除を行っているにも関わらずガンホーはその邪魔をし、さらに隔離されていたBOT達を開放した」。
文を読んだプレイヤーはそうとった。そして一気に抗議の火がつき大騒動になった。
 そんな中、一人のプレイヤーがとある計画を考えていた。
資料:癌呆GM、BOT隔離ユーザーを強制送還、BOT救出BOTNEWS

裏RJC2006(2006.05.21)
 アサシンギルド事件に対し怒ったプレイヤーの一人、sarku氏はα時代のプレイヤーであった。
 5月21日、RJC2006が行われていた時、Chaosの臨時公平広場ではアサシンギルド事件でのガンホーの振る舞いに抗議の意思を示すチャット看板が立っていた。 中華BOTterに激しい敵意を持つsarku氏はガンホーへ抗議の意思を示すため、ギルド攻城戦時のワールドアナウンスを利用して、ガンホーへの抗議文をChaosワールド全体に流す計画を立てる。 彼は「癌呆はBOTの味方でした!」ギルドを作り、砦を落とす協力者を『BOTNEWS』と『OWN RAGNAROK』の掲示板で募集した。

Chaos鯖にて「癌呆はBOTの味方でした!!!」G作成。
癌に一泡吹かせたい人々の参加を募ります。

今から、祭りを始めます。

Posted by sarku at 2006年05月21日 04:21
 その日のギルド攻城戦、「癌呆はBOTの味方でした!」ギルドは砦Valkyrie Realms 4を攻めた。その結果ワールドアナウンスでChaosに流れたのは、『砦[Valkyrie Realms 4]を[癌呆はBOTの味方でした!]ギルドが占領しました』

という文であった。そして、非常に短い準備時間でありながら計画を達成したという事実は ガンホーに対する抗議を考えていたプレイヤー達に自信と勢いを与えることになった。
資料:「癌呆はBOTの味方でした!」ギルド 

▼目次
ラグブログ
Zeny無限増殖
正式サービス開始より3周年
公式クライアントに不正ツール混入
nProtect GameGuard導入
バトルアックス錬金
アサシンギルド事件
裏RJC2006
Chaos運営改善要求デモ
Iris運営改善要求デモ
第四回ガンホーオフラインミーティング
ガンホー夏の陣
ゲームマスターがZenyの不正生成で逮捕
第六回ガンホーオフラインミーティング
サイト開設

日付 イベント
05.10.25 アインブロック実装
05.11.01 接続障害
05.11.08

05.11.09
接続障害の補填(経験値2倍)
05.11.11 接続障害の補填(1日無料)
05.11.12

06.01.31
ラグブログサービス
05.11.29

05.12.13
Urdrワールドトライアルサービス
05.11.29

05.12.13
3rdアニバーサリーイベント
05.11.29

05.12.01
Zeny無限増殖
05.12.11 公式クライアントに不正ツール混入
05.12.12 imm32.dllを削除
05.12.13

05.12.27
クリスマスモンスター設置
05.12.13 nProtectがパッチサーバーに上がる
05.12.14 nProtect GameGuard導入
05.12.20

05.12.27
クリスマスイベント
05.12.22 Urdr Open
05.12.27

06.01.10
新春イベント
06.01.01 三日月兜バグ
06.01.01

06.01.24
カブキマスクバグ
06.01.10

06.01.17
バトルアックス錬金
???

06.02.01
/expelバグ
06.01.29 ギルド攻城戦中止
06.02.07

06.02.21
バレンタインイベント
06.02.28

06.03.01
二次創作ガイドライン騒動
06.03.07

06.03.22
ホワイトデーイベント
06.03.14 リヒタルゼン実装
06.03.14

06.04.25
スキルリセットNPC設置
06.03.28

06.04.11
お花見イベント
06.04.xx
トロイの木馬ROHoyoo.exe、roriro.exe現れる
06.05.10 公式サイトリニューアル
06.05.20 アサシンギルド事件
06.05.21 RJC2006
06.05.21 裏RJC2006
06.05.22 ラグナロクオンラインユーザー連盟開設
06.05.28 Chaos運営改善要求デモ
06.06.03

06.06.04
おもちか、レモンか、それが問題なんだ
06.06.07 Loki運営改善要求デモ
06.06.13

06.06.27
150万ID突破記念キャンペーン
06.06.18 Iris運営改善要求デモ
06.07.02 第四回ガンホーオフラインミーティング
06.07.03

06.09.31
ガンホー夏の陣
06.07.04 ノーグハルト実装
06.07.06 不正アクセスをした高3を書類送検
06.07.13 ガンホーゲームズ開設
06.07.20 ガンホー、ゲームマスター職の戸枝雅亮をZenyの不正生成で逮捕と発表
06.07.21

06.07.27
アドベンチャーズコロシアムイベント
06.07.23 Fenrir運営改善要求デモ
06.07.29

06.07.30
Surtワールド補填措置
06.08.15 ガンホー、インフレ対策案を発表
06.08.22 アカウントハッキング対策
06.08.29

06.09.12
アマツ納涼泉水祭
06.09.12 PerlとROクライアントとの同時起動を不可に
06.09.26

06.10.09
蜃気楼の塔イベント
06.12.11 RO World開設
Chaos運営改善要求デモ(2006.05.28)
 『ラグナロク監査委員会』と名乗ったサイトはChaosのプロンテラ中央広場において一斉にガンホーに対して抗議文を書いたチャット看板を掲げる計画を立てた。 『BOTNEWS』に煽られ、裏RJC2006での計画成功を見たガンホー抗議派のプレイヤー達の勢いは激しかった。 『BOTNEWS』はエントリーにてこの計画を紹介し、援護射撃。 計画実行日、プロンテラ中央広場で人々が見たものは数え切れないほど多くの抗議看板であった。
 このデモの後、ガンホーは告知を出し、詫びをすると共にゲーム内での集団抗議行動は控えることを要請した。 この出来事によってガンホーは不正行為者対策の強化に動き出す。

5月28日Chaos(WG2)サーバーにて現在の管理体制に関するデモ集会があります。
現在のROは正常だと思いますか?
不正行為がはびこり 友人がひとり、またひとりと去っていく。
BOT(自動操縦)のキャラが歩き回り それを、どんなに運営会社に報告しても
無視されて、何も変わらない。
違反者に有利な環境ばかり整えて普通のプレイヤーばかりが泣きを見る。
このままで良いのでしょうか
「こんな馬鹿なゲーム、やめればいい」
「気にしても仕方ない、何も変わらん」
色々考え方も、自由もあると思います。
なぜROを離れないんだろう
「引退したら今まで集めてきた装備や財産が・・」
「友達がまだいるから・・」
いろんな理由があると思います。
でも何よりもまず・・少なくとも私には
「このゲームが好きだ」
という気持ちがあります。
だからこそ続けてると言いたい。
だからこそ・・本来の世界を失っているRO・・
すなわち何もしてくれない運営 そこに怒りを覚えます。
現状に不満がある、許せない でも、自分には何の力もない
何をしても無駄だと思う
でも、少しだけ 少しだけ何かをしてみませんか?
28日のデモ活動では 何ができる、どんな力があるかではなく
より良いROに変わって欲しいと思っている人たちが集まります。
ほんの少しの「ユーザーとしての意思」を示すためだけに
私はその場所にいると思います。
エキサイティングラグナロクオンライン
駒が揃った
・抗議運動を纏める「統率力と積極性のあるリーダー」
・強い影響力をもってROコミュニティ内に抗議活動を広める役割の「宣伝役」
・抗議活動を裏で支える「過去の情報を集積し残すサイト」
後になって当時を思い返すと、Episode5.0時の抗議・改善運動は「必要な駒が揃っていた」と感じる。今までの抗議・改善運動とは明らかに違っていた。

■ゲーム内にて抗議看板を掲げるというデモは、”『サイトを持っていない(持ってても弱小サイト)のユーザー』も参加することができ、抗議・改善運動の力になる”
■『ラグナロク監査委員会』、特にsakucchi氏は人々をまとめ、”組織的に抗議・改善運動を展開し、力を有効活用”
■『BOTNEWS』は強い影響力を利用し、”抗議・改善運動を強力に宣伝”
■『ラグナロクオンラフフフフフフフフ』『Ragnarok Online の現実。(2期目)』の存在は”過去の出来事の風化を許さず、抗議・改善運動を裏で支える”。 (『Ragnarok Online の現実。(2期目)』のmikage氏は、実力行使重視であるEpisode5.0時の抗議・改善運動に対し否定的であったが・・・)

この後にガンホーがついに継続的なBOT対策に乗り出し、ゲーム中にBOTを殆どみかけなくなるほどBOT対策は成功するのだから、Episode5.0時の抗議・改善運動は成功と記録すべきである。 BOT対策の成功について、ユーザー側の活動を功績として認めるか。認めるとしてどこまで認めるのか。難しいところではあるが、 駒が揃った事とガンホーが継続的なBOT対策に乗り出したことは決して無関係ではないだろう。少なくとも”泣き寝入りせずにユーザー側としてやれることはやった”、そう評価することができる。
資料:デモのスクリーンショット 、

Iris運営改善要求デモ(2006.06.18)
 Chaos運営改善要求デモ計画を成功させた『ラグナロクオンラインユーザー連盟(旧ラグナロク監査委員会)』は続けてIrisでのデモを計画。 そしてIrisでもChaosの時と同じようにプロンテラ中央広場が抗議看板で埋め尽くされた。
 このデモでは「+売り子ちゃん+」という自称BOTterが現れた。彼は演説を行い、
「ガンホー社員の中に不正を行い、BOTterと組んでいる者がいる」
「ガンホーよりもグラヴィティに問題がある」
と主張した。「+売り子ちゃん+」の発言は、それを裏付ける資料が無い為にそれほど大きな話題にはならなかったが 週刊アスキーはこの出来事を「超大物BOTerカミングアウト!!明かされる『ラグナロク』RMTの全貌!?」という見出しで記事にした。

第四回ガンホーオフラインミーティング(2006.07.02)
 元々、広がる改善要求の火を消すために一回目が行われ、一回目はかえって火に油を注ぐことになったガンホーオフラインミーティング。 第四回は第一回と同じような状況での開催となったがガンホーは火に油を注ぐことなくミーティングを終えることができた。
 このミーティングにおいてガンホーは、
「7月から9月の3ヶ月間を「ガンホー夏の陣」として不正者対策強化月間にする」
「週刊アスキーの記事すなわちIrisでの売り子ちゃん発言に関しては事実ではない」
「アサシンギルド事件に関してはBOTを開放したのではなく、クエストの妨げになっているものを正常な形に戻したということ」
と主張。
 アサシンギルド事件時、プレイヤーが隔離されているBOTをどうするのかとゲームマスターに尋ねたが、ゲームマスターがテンプレ的な発言しかせず、回答をしなかったことについて、
「ゲームマスターは権限上の問題があってお話ができなかった、伝え方がちょっとあまりにも悪かったというところはある」
と語った。
 参加者にはBOTterを自称する人がいた。堀氏は彼に不正行為を行ったきっかけを問うと彼は
「真面目なプレイヤーとして普通にプレイしていたが転生アップデートあたりから、だんだんゲームを長時間遊べるような環境でないと遊べない状態になり、BOT を使い始めた」
と答える。彼は自分のBOTがBANされていないと語り、 ガンホーが自分のアカウントを停止することを期待していると語った。

ガンホー夏の陣(2006.07.03〜2006.09.31)
7〜9月の3ヶ月間を不正行為者対策の強化期間とし、下記施策を早期実施が可能なものから随時行うと告知。

虚偽登録への対策
・登録情報の定期的なチェックと虚偽登録アカウントの登録修正の促進。
・アカウント登録時の画像認証システムの導入及びコピー&ペーストでの登録不可対策。
・新しい技術を利用した本人確認の方法導入。(検討中)
RMT(リアルマネートレード)への対策
・業界団体による法律の整備化への協議。
・RMT業者への取引停止要請、及びメールによる警告。
※現在は約50団体を対象に要請を続けています。
・当社独自で社内調査。
プログラム対策
・取得できる情報量を増やし、アカウント停止につなげられる情報の獲得を強化。
不正対策特別チームの編成
・不正対策を専門に行うチームの体制を再編成し、更なる取り締まりの増強。
・随時の新たな角度からの調査方法の確立及び取り締まりの強化。
アカウントハッキングに向けた対策
・キャラクター・倉庫ロック機能の導入。(検討中)
※現在運用フローを検討中。
・ゲームクライアントにて既知のウィルスの検知。(検証中)
不正行為者に対する今後の取り組みについて (公式)

ガンホー、ゲームマスター職の戸枝雅亮をZenyの不正生成で逮捕と発表(2006.07.20)
 ガンホーはゲームマスターの戸枝雅亮がZenyの不正生成を行っていたと発表した。 ガンホーは3月24日にZenyの不正生成を行っていることを確認、 5月31日までに全容が判明し、6月1日に警察に被害届を提出した。 7月19日、戸枝は不正アクセス禁止法違反で逮捕され、ガンホーは彼を懲戒解雇処分とした。
 彼が不正に作り上げたゲーム内通貨は6910億zeny。それをRMT業者に売っていた。
 10月24日、戸枝は懲役1年、執行猶予4年(求刑懲役1年)の有罪判決を受けた。 裁判官は「仮想通貨を増やして売却し、5000万円余を得ており、刑事責任は軽視できない」とした。
作ってはいけない前例を作った
 β2時のGM.007Shionが『=CA=』の管理人にサングラスオブジェムストーンを渡したのではないかという疑惑、 Episode3.0時のアイテムバンク騒動、長期間BANされずに活動しているBOTの存在。 不正行為を行っているゲームマスターがいるという話がまことしやかにささやかれるようになった。 その結果、Episode4.0時の内部告発騒動、つまり裏付けがなく信用するに足らない記事に説得力を持たせることになった。
 今回の事件によって、 内部告発騒動の時のような記事が再び出てきた時、人々は戸枝雅亮の不正行為を思い出すだろう。そして記事を信用することになる。ガンホーはくだらない前例を作ることを戸枝に許してしまった。
資料:たかがゲーム,されどゲーム ――ガンホー,ROでの不正通貨作成について4Gamers

第六回ガンホーオフラインミーティング(2007.06.19)
 月次アカウント停止措置件数、不正ツール報告件数を分析し、ガンホー夏の陣以降の対策は不正ツール利用者減少には効果をあげていないという現状を報告。 その上で、不正ツールが使われる要因として「運用的要因」「環境的要因」「二次的要因」の3つをあげ、これに対し同時に手を打つことによって、 不正ツール利用者に「ROで不正ツールを利用しても意味が無い」と感じさせることで不正ツール利用者数を減らすとした。そして、努力目標として 「2007年11月までにゲーム内から不正ツール利用キャラクターを80%削減させる」とした。
資料:不正ツール対策への取り組み(公式)
資料:ガンホー、「不正ツール対策への取り組み」を発表GAME Watch
資料:ガンホー、「ラグナロクオンライン」不正対策チーム特別インタビューGAME Watch


サイト開設/サービス開始
ラグナロクオンラインユーザー連盟(2006.05.22)
 開設当初のサイト名は『ラグナロク監査委員会』。

RO World(2006.12.11)

 狩場情報サイト。

2010.04.04移転
2006.03.12公開